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第3209日目 〈書かずに死ねるか! ──これからブログで書くこと。〉 [日々の想い・独り言 / ブログ-忘れてはいけない]

 遅い朝食を済ませてふらふらと、郵便局で税金の支払いを済ませたわたくしがそのままおとなしく家に帰ると思ったら、大間違いだ。ビートルズの「デイ・トリッパー」を聴きながらくぐった店は、ちかごろ本ブログではしばしば登場しておなじみになったドトールコーヒーである。
 隅っこのテーブルにどっかり腰をおろしてLサイズのコーヒーを飲みながらぼんやり建設中のマンションを眺めて、取り出したノートへシャープペンを走らせて記したのは、今後の本ブログで書いておきたい事柄──まぁ、テーマである(そんなカッコイイものじゃあないけれど)。何や彼やで書き出したテーマは、23。
 日常的な内容はここに一切含めていない。翻訳と小説を除けば極めて純粋な意味での「エッセイ」のテーマがずらり、と並んだ。キーボードを打つ(叩く)手を休めてノートを開いてみたが、改めてそのセレクトに感じ入った次第である……というのも、まさしくこれはわたくしがかねてより「書いておきたい」「書き残しておきたい」と願ったものが過半なのだから。
 読まずに死ねるか、ならぬ、書かずに死ねるか、っていうまるで怨嗟の塊。
 逆にいえば、これらを完全に、完璧に書きあげてお披露目することができればいつ死んだって構わないと思うているし、本ブログを閉鎖しても差し支えない、後悔もしない(そのときは予告しないからね)。
 再読ノートを含めて聖書にまつわるエッセイ群。本朝古典作品の現代語訳に鑑賞ガイド。住まった地域、縁結んだ地域の歴史や小さな挿話。読書論に蒐書論。執念で書きあげるべき「ローマ帝国と人間の悪意についての考察」。ドストエフスキーと藤沢周平と村上春樹の未読本の感想文。折口門下でいちばん愛され、実力を備えていたイスカリオテのユダの如き弟子のこと、イギリス・レスター州の怪談実話の翻訳、等々。ここに既存エッセイや小説のお披露目と、未完長編小説の、お披露目という餌をぶら下げて決行する完成と推敲、が加わる。
 ……どうにかなるじゃろう。そのためにはあと何年生きればいいのか、という話になるが、そのあたりはいろいろ相談しながらのことである。出逢って21年、想いつづけて17年の末に一緒になったこの奥方様がいれば、自分はこれらのプランをすべて消化するまで生きることができるだろう。サンキー・サイ。あなたでよかった。
 毎日の仕事を丁寧にこなし、限りある少ない時間を無駄にしなければ、達成できる。◆

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