第0883日目 〈箴言第11章:〈偽りの天秤を主はいとい〉with輪番停電、明日実施。〉 [箴言]

 箴言第11章です。

 箴11:1-31〈偽りの天秤を主はいとい〉
 前半は、慈善について対比しつつ述べる。即ち、事前は神の道を正しく歩む者の行為であり、それは人を死から救い、苦難から助け出してくれる。神に逆らう者はその恩恵を被ることはなく、それに相応しい扱いを受ける。
 「正しい人は慈善によって自分を救い/裏切り者は自分の欲望の罠にかかる。/(中略)/神に従う人は苦難に陥っても助け出され/神に逆らう者が代わってそこに落とされる。」(箴11:6,8)
 後半は、それをもう少し敷衍した内容を語る。慈善と知恵は一体である。慈善を施す者は祝福され、また自ずと潤う。愚か者は知恵ある人に隷属し、悪が訪れてやがて倒れる。むろん、ここでいう慈善が無償にして無垢な行いであるのは断るまでもない。
 「神に従う人の望みは常に良い。/神に逆らう者の期待は怒りに終わる。」(箴11:23)
 「神に従う人がこの地上で報われるというなら/神に逆らう者、罪を犯す者が/報いを受けるのは当然だ。」(箴11:31)

 ○慈善とは即ち、<ノーブル・オブリージュ>であり、神に従う人の務め、義務である、というわけだ。
 多弁を費やすのは控えますが、地震の翌日にここを読んでいると、深く突き刺さって動かされるものがありますね。
 昨日一昨日と、被災地の方々宛ての文章を書きましたが、遅ればせながら、そうして改めて、みな様にお見舞い申しあげます。



 輪番停電が明日(今日ですか)、実行される由。神奈川県ではエリア毎に分けて、ほぼ3時間毎の停電となるそうだ。
 昼のみならず夜の時間帯にかけても行われるので生活に支障を来すのは事実だが、いまは非常事態である、われらは一時の不便を忍んで、こんなささやかな協力が東北の人たちの不安と寒さを解消できる一助になるよう祈ろう。
 どうだろう、われらは暗闇のなかでジュンパ・ラヒリの小説みたいに、ロウソクをはさんでこれまで心の底に秘めていた秘密について、語り合わないか?◆

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