第3385日目 〈鬼が腹を抱えて笑うだろう話。〉 [日々の思い・独り言]

 今年はもう予定が詰まっているから、うん、来年の話になるね。それも「できればそうしたい」だから、実際はさて、どうなることやら。
 そう、シェイクスピア読書の話なのだ。来年は先頃からぼんやり考えていた、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲を1-2カ月に1作のペースで読んでゆこうかな、と。
 主なるテキストを選ばねばならない。聖書のときは新共同訳一択で悩むこともなかったけれど、今度も白水uブックスの小田島雄志訳、一択である。手許に全作が揃って、過去にこれを読んできて馴染みがあるからだ。いろいろ翻訳に関していわれているようですが、わたくしにはやはりこれがいちばん肌に合うのです。
 但し他のシェイクスピアの翻訳にご退場願うわけではない。就中3人目の個人全訳者、松岡和子(ちくま文庫)は副テキストとして侍らせることになるだろう。シェイクスピアを読んだ最初である新潮文庫の福田有恒訳も同様に侍らせて、適宜開くことになる。安西徹雄訳(光文社古典新訳文庫)、河合祥一郎訳(角川文庫)、大場建治(対訳 研究社)、も作品によっては……。
 読む順番は『小田島雄志のシェイクスピア遊学』が紹介する、E.K.チェーンバーズの創作年代推定表に従って『ヘンリー6世』に始まり(1590-2年)、『ヘンリー8世』で終わろう(1612-3年)。これは本ブログでシェイクスピアを……と考え始めたときから決めていました。
 内容は、【成立年次】と【初演】、【内容】、【粉本】、【舞台・映画】、【感想】であります。粉本はわが手に余り、舞台・映画はその役でないができればやりたいな、という程度。どちらも大概の訳書には密度の差こそあれ紹介されていますしね……悩みどころです。
 聖書のような〈前夜〉は無し。1日で1作を取りあげるのか、数日に分けるのか、は流石にまだ決めていません。そのときになってみないと──。もっとも、これすべて願望でしかないのです。
 5月になったばかりの朝だというのに(01日07時29分!!)、そんな来年のことをぼんやり考えているのです。◆

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