第3443日目 〈病床で読む本について、つぶやき・なう。〉 [日々の思い・独り言]

 収まりそうにない咳と喉の痛みに悩まされて、全然眠れない。というわけで、今日は(暇つぶしを兼ねて)ブログ更新。『ラブライブ!スーパースター!!』第2期第04話の感想を書きたいが、そんな体力はない。
 ノートPCほか荷物少々を携えていまも自主隔離、継続中。誰かの息吹も気配も、言葉も感じられないのが溜まらなく淋しい。ふと目を覚ました夜中、天井を見あげて何処にいるのか一瞬、わからなくなる。
 プルーストの語り手ではないが輾転反側して、寝るのを(ちょっとだけ)諦めて枕許の本へ手を伸ばす。いちばん上にあった本は、寝こむ前々日に買いこんだものだ。未読である。楽しみにして巻を開いてページを繰ったところ、──これは病床で読む本ではない、と早々に悟り、放り出した。集中力を継続させること困難ないまのわたくしにとって、隔離先に持ちこんだ本はどれもそこで読むのに適さない本だったのだ……。
 諦めて部屋の電気を保安灯だけにして、眠気が襲ってくるまでぼんやり天井の節目を眺めて過ごしているうち、金縛りみたいなものにあって「ぎゃあっ!」と悲鳴をあげてしまったのだが、これについてはまた別のお話。
 さて翌日である。早々に奥方様に事情を説明して、〈軽い読み物〉を差し入れてくれるようお願いした。〈軽い読み物〉というてもわたくしにとってのそれであり、奥方様に於ける〈軽い読み物〉ではないことを、さりげなく強調して。それから約1時間後、──
 「はい、持ってきたよ。これでよかったかな?」と奥方様が持参した文庫6冊の背表紙を見れば、ナイス・チョイス、というしかないセレクトであった。文庫化された当時は彼女もわたくしも夢中になっていた『図書館戦争』シリーズである。
 これならば隔離中のわたくしも、憂い事や体調のことなどしばし忘れて、純粋に愉しみながら時間を過ごすことができそうである。ただ難点は、併せて実写映画版やアニメ版も観たくなってしまうことだけれど、……こちらは快癒してからの愉しみに取っておきましょう。◆

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