第3482日目 〈『ラブライブ!スーパースター!!』第2期第08話を観ました。〉(メモ) [『ラブライブ!スーパースター!!』]

 あっという間の1週間であった。メモのある安心が感想文へ集中するのを後回しにし、斯様な事態に相成った。
 本稿は過日も触れた第08話のメモである。重複したり飛んだ内容もあるが、いまは敢えて殆ど手を加えることなくお披露目とする。勿論このまま放置ではなく、ちゃんとした感想文の体裁に整えることだけは決めてある。




『ラブライブ!スーパースター!!』第2期第08話「Chance Way」

○ようやく生徒会新体制。→きな子の緊張しつつも足を運んでゆく姿が初々しい。ちょっとの間に成長したなぁ……。ナナミって七草ナナミっていうのがフルネームなのね。なにげに神モブのフルネームが設定、登場したのは彼女が最初ではないか。

○結女の疑問→私立にしては校則ゆるゆるだな、という印象。自分も私立で、海軍の気風漂わせた高校(驚愕になったその年から「甘〜い」学校に成り下がった。ここが現在では高校野球県大会の強豪校なんていわれているんだから、最早世も末である。)だったからけっこう校則は厳しく、体罰や居残り説教とかも茶飯事だったので、女子校とはいえこんなに校則ゆるゆるな学校を見ると羨ましくなってしまう。
 メイはリボンをブラウスに着けたことが1度もないし(確認できる範囲では、制服を着崩しているのはメイ一人で、余計に目立つことから注意対象になるはずなのだが……)、ソックスについてもカラーや長さではなく履く履かないのレヴェルで特に指定はない様子。校内を自走式シューズで移動したりなど、生徒の自主性を重んじているなんて範疇の話ではない。それとも、21世紀の私立校なんてこれが正常なのかな。
 そういえば生徒会任命式に、音楽科の制服着た子たちがいましたね。席次は相変わらず音楽科が前列のようだけれど、全体の場面では普通科の制服と音楽科の制服が混じっている。それが隣り合っているシーンなんて、第1期を振り返るとまさに胸が熱くなりますな……感慨深い、という奴である。

○ありあとかのん。オープンキャンパス。劇中では10月である。無印で雪穂と亜里沙が着ていた中学の制服が、第1期に続いて登場する。
 ありあは休みの日はたいがい本を読んで過ごすインドア派らしく、そこはお父さんに似たのかな、とはお姉ちゃんの弁。
 妹がふと呟いた「なぜこの場所に結ヶ丘が創られたのか?」が、かのんのなかで地区予選ステージ選定の旅の回答へのヒントになった。と同時に、わたくしの上述の疑問を更に深めることになった。
 でも、かのんが案内した部屋が図書室だとしたら、……ちょっと狭くない? スチール棚を並べただけのかつての物置小屋、といわれても素直に頷いてしまいそうな程なのだ。創立2年目とかそういうの、関係ない気がするんだけれど……。

○挿入曲「Chance Day, Chance Way」 お祭りテイスト。元気でわくわくさせられる曲だ。
 そういえばウィーン・マルガリータ、久しぶりに登場したな。相変わらず含むところある、尊大な表情を見せておった。来週は波乱のエピソードが用意されているのだろうか?
 かのんが突然走り出して到着した先は、銀杏並木の美しい表参道。
 山車を造ったのは可可? 構造計算もできちゃう才媛か!? 山車の天辺にいたマンマルとチビ(の人形/ハリボテ──適切な言葉が思い浮かばない)がイイ味出してる!

○第1期のわちゃわちゃ感というか密感が薄れてきたな、という印象あり。クーカーの縁は薄くなり、可可はすみれに急接近して漫才コンビになり(最近の傾向;可可は噛ませ犬)、かのちぃという或る意味シリーズでいちばんヤバい幼馴染みコンビのダークさも背景に押しやられた感じ。変わらぬはただ、恋ちゃんの影の薄さ、狂言回し的役割のみである。
 その分、2期生が非常に(早くも)良い味を出してきた。四季メイは相変わらず公然たる百合路線を突っ走っているし、きな子は1期生と2期生をつなぐ接着剤役・部内の潤滑油役を果たし、時に迷走するLiella!の背中を押したり、本道に立ち戻らせる役を果たしている。鬼塚は……もうアレはギャグ枠以外の役は不可能ですな。良い意味でいっているか否かは読者諸兄が深読みしてくださればよろしかろ。
 きな子については、そうした面があるからこそ、生徒会書記なんて大役に就いたのかもね。2年生と1年生をつなぐパイプ役、窓口として。

○結女の疑問;生徒会→前話、かのんが恋を心配して理事長のところへ行ったときである。理事長は、恋の生徒会の仕事がオーバーワークだとわかっていながら、大丈夫だからという恋の言葉を盲目的に信じこんで本話に至るまで一切の措置を講じてこなかった。生徒会長しかいない生徒会の不自然さ、歪さ、を理事長は本当に理解していたのか? 
 本当に理解していたのであれば、定例の職員会議や緊急の会議を開いて、副会長や会計、書記のいる、きちんと機能する生徒会の設置を決めて、恋に通達しなくてはならなかったのではないか。それとも、職員の決議をはねつけられるほど、生徒会長は月恋の権限は旧お題だったのだろうか? ならば、第1期第1話でかのんが懸念したように、学校は葉月恋の思い通りにすることができてしまうのでは。それは生徒が職員以上の権限を持ち、独裁体制を敷くことも可能で或る、というに等しい。
 「恋が、学校創立者の娘だから」なんて理屈は、この場合全く意味を成さない。「理屈と膏薬はどこにでも付く」を地でゆくことになるではないか。

○今週の「かのんちゃん可愛い」枠は、屋上での練習風景から。千砂都と恋がペアストレッチで、フレームインしてくるところ。このフレームイン、まるで意味のない行動(と思われる)だが、このときのかのんちゃんの表情や動きがなんとも愛らしいのである。

○次回予告。すみれの制止を振り切って走り去る可可の場面があった。遂に可可の帰国(強制送還)問題が来週の軸となる? あとは──四季ちゃんの悪党ヅラが気になるな。◆

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