第3606日目 〈みな去りしいま、最後に逢いたい人。〉【改】 [日々の思い・独り言]

 未だ現実を現実と見定めるのに抵抗を感じます。あれからもう2週間が経とうとし、現実的な事柄にも手を着け始めているのにね。
 ……平日はやることが山積で(=To Doリストが満載で)、それをこなしてゆけばあっという間に1日が過ぎて疲労でバタンキュー、となれるのですが、日曜日は考える時間がありすぎて、気持や思考がどんどん闇へ落ちこんでゆくのがよくわかる。もうホント、自分の精神状態が危険水域に達しているのを実感していますよ。
 昨日の日曜日も午後から、夕食の仕度にむりやり取り掛かるまでの数時間、電気も点けない家のなかで独りしじっと、外がだんだん暗くなって庭の電気がぼんやりとカーテンの向こうに灯る様を横目にしながら、過去の自分の行いを悔いて天罰というものや悪行の報いというものに思いを致したり、みなは天国にいるけれど自分はどう考えても地獄行きだな、とか、どうやったら死ねるかなぁ、この時期なら凍死か入水かなぁ、入水ならどこの海にしようか、その前にお墓をきちんと決めてあげておかないと……、なんてばかり考えていましたよ。
 ──ちゃんと食べているんだね、と友が云う。だって自分が食べなきゃ母の霊前にお供えできないじゃん、そうしたら母がお腹空かせるじゃん。食べるしか、ないのだよ。
 今回の件を契機に、20年近くにわたったクラブ通いにもピリオドを打つ気になりました。これからの人生を正しく生きるために、その理由は説明することなく、卒業したのであります。良いことである、と思おう。その旨知らせた子たちからはLINEの返事、一切ない。昨夏、馴染みが退店したときに思いきればよかったのですが……。
 斯様に如何なる思考や気持のループを辿ろうとも、過去との訣別そのしがらみからの脱出を果たそうとも、やはり最後は、もう一度、”おはらななか”さん(俗称NN)に逢っておきたいなぁ、という一点に返ってしまう。いまあの子がどのような境遇にあるかはともかくとして、母、婚約者、すべて亡くして生きている自分の心を見極めてゆくにつれ、あの子の存在はますます大きくなり、絶対的崇拝と敬慕と畏怖と情愛の対象になっている。当時の気持を取り戻した思いだ。感謝と謝罪と最期の挨拶を──これはわたくしがいま抱いている唯一の悔いなんですよ。
 無理と承知でいうと、再会できるならば再会して、一言二言話したあとで、わたくしもあの世への旅路につきたいですね。そうすれば、逢いたかった人たちに逢える。◆
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。