第0003日目 〈出エジプト記第19章:〈シナイ山に着く〉&第20章:〈十戒〉〉 [出エジプト記]

 「出エジプト記」の19章を読み直し、20章まで読みました。

 19章は、こんなお話でした。

 モーセとイスラエルの民の一行は、シナイの荒れ野に到着しました。
 そこで宿営している間、モーセは山に登り、主から約束されました。「3日目に聖別した民と共にシナイ山に登りなさい、そこで主に会わせよう」と。
 3日目、モーセは聖別した民と一緒に山へ登りました。
 煙におおわれたシナイ山の頂で、モーセは主から、民が境界を越えて命を失うことがないよう警告させ、祭司と民が越境しないように、と重ねて伝えられました。


 20章は十戒のお話です。これまでのぼくには、旧約聖書でいちばんのクライマックスです。
 同じシナイの山で、主はモーセに告げました。

  ①主のみを神として、他の神を敬ってはいけません。
  ②偶像を作り出し、崇拝してはいけません。
  ③主の名をみだりに口にしてはいけません。
  ④安息日を守って生活しなさい。
  ⑤父と母を敬いなさい。
  ⑥人を殺してはいけません。
  ⑦姦淫してはいけません。
  ⑧盗みを働いてはいけません。
  ⑨嘘をついたり、だましたりしてはいけません。
  ⑩人のものを欲しがってはいけません。

 こんなことを、主は仰ったそうです。

 それを聴いた民はモーセに訴えました。
 あなたが依り代になって主の言葉を伝えてください、そうでないと我々は死んでしまいます、と。
 モーセは答えました。
 主の声がみなさんに聞こえたのは、主がみなさんを試したのであり、また、罪を犯させないようにしたのですよ、と。


 20章の後半1/3は21章以下に続く契約の書に関しての記述になるようです。
 ゆっくり読んで、自分なりにわかったら、ここに書きこむことにします。

 シナイ山はどこにあるのでしょう? 岩波訳『出エジプト記』の86ページに地図がありますが、ここに出てくる「ジェベル・ムーサ(モーセの山)がそうなのでしょうか?


 今夜はうっかり長くなってしまいました。今宵はこの辺で……。◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。