第0117日目 〈民数記第35章:〈レビ人の町〉&〈逃れの町〉〉 [民数記]

 民数記第35章であります。

 35:1-8〈レビ人の町〉
 レビ人は、各部族に分配された嗣業の土地の一部を受け取り、自分たちの町と家畜の放牧地とすることができる。
 また、6つの逃れの町を含む48の町を、レビ人へ与えなくてはならない。
 主は、モーセを通してイスラエルの民にそういった。

 35:9-34〈逃れの町〉
 ・逃れの町はヨルダン川東岸域に3つ、カナンの土地のなかに3つ建設する。
 ・偶然による殺人を犯した者が安心して身を寄せられる場所が<逃れの町>であり、逃げこんだ者へ油を注いだ大祭司が故人となるまで、そこで暮らすことができる。但し、大祭司存命中に町の外へ出た場合、遺族(血の復讐者)によって命を落としても仕方がない。逃れの町の外では遺族の復讐が認められているからである。
 ・逃れの町へ逃げこんだ者は、後日、イスラエルの共同体による裁判を受けて、殺人の意図がなかったことを(複数の証言に基づいて)立証されなくてはならない。
 ・逃れの町へ逃げこめるのは、偶然による殺人を犯した者のみである。故意に人を殺めた者は除外される。彼らは処刑される。

 とどのつまり、逃れの町とはなにか?
 一種の安息所、駈け込み寺、と考えるとよいかも。むろん、対象者は限定されますが。



 ヒラリーの初外遊先は日本だって。同盟国内の不満を感じて、あわてたんだろうね。他の国際協力はともかく、お金は出してくれる国だからな。◆

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。