第0147日目 〈申命記第14章:〈禁止されている行為〉、〈清い動物と汚れた動物〉&〈収穫の十分の一に関する規定〉〉 [申命記]
申命記第14章に入ります。
申14:1-2〈禁止されている行為〉
あなた方は主の宝の民である。それ故、哀悼のためと雖も死者の体を傷つけるなかれ。
申14:3-21〈清い動物と汚れた動物〉
清いとされる動物は食べてもよい。具体的に清い動物とは、━━
01;牛
02;羊
03;山羊
04;雄鹿
05;カモシカ
06;子鹿
07;野山羊
08;羚羊(れいよう)
09;大カモシカ
10;ガゼル
11;「ひづめが分かれ、完全に二つに割れており、しかも反すうする動物」(申14:6)
12;ひれやうろこのある魚類
13;猛禽類やみさご、コウノトリ、青鷺の類などを覗く鳥(参照・申14:12-18)
━━以上が、清いとされる動物である。
死んだ動物は汚れており、いとうべきものである。これの肉を食べたり、死骸に触れたりしてはならない。
申14:22-29〈収穫の十分の一に関する規定〉
ここは三つの段落(内容)に分けられます。区分すれば、①は申14:22-23、②は申14:24-26、③は申14:27-29、です。以下、それに沿って述べましょう。
①毎年の収穫物から十分の一を取り分け、「主がその名を置くために選ばれる場所」(申14:23)、即ち聖所で穀物、新しいぶどう酒、オリーブ油をそれぞれ十分の一と、牛と羊の初子を食べて、主を畏れる心を忘れないようになさい。
②聖所が遠く離れた場所にあって、十分の一の収穫物を携えてゆけないときは、それを銀に換えて、必要とされるもの、望むものを購い、神、主の御前にて食べ、喜び祝いなさい。
③あなたの街に住む貧しきレビ人や寄留者、孤児、寡婦を見捨てるな。殊にレビ人は他と異なり嗣業の土地を持たぬ者。既に地方の聖所は閉鎖され、彼らは失職者である。そんな彼らのために、収穫の十分の一を三年ごとに皆が蓄え、彼らと共に食べて満ち足りるようにしなさい。
「あなたが行うすべての手の業について、あなたの神、主はあなたを祝福するであろう。」(申14:29)
この「十分の一」については何度読んでもさっぱりわかりませんでした。そこで図書館へ行って調べよう、と徒歩ていたら、ふと、こういうことか、と思い至り、到着して幾冊かにあたってみて、自分の得た想に確信を持ち、きちんと補い整理した次第であります。
特に参考になったのは、D.F.ベインの『デイリー・スタディー・バイブル6 申命記』(丸橋裕・訳 新教出版社)でした。これに拠ると、十分の一税を納めることには、二つの意義があった、といいます。
即ち、①神への供物、②聖所の維持費と人件費、の意義であります。
おそらく、とベインはいいます。申命記の時代、既に聖所は一箇所(エルサレム)に統合されて地方の聖所は閉鎖、故に地方で働くレビ人は職を失い貧窮した。これを救うため、三年ごとに町のなかで収穫の十分の一が蓄えられ、彼らへ供されるようになった、と。
これは新約聖書へつながる社会的良心であり、それによって構築された社会福祉制度である、とも。これは次の第15章へもつながっていえることであります。
数日分の『CSI』シリーズを消化。なぜか『科学捜査班』では眠くなる……。今日(昨日だが)の『マイアミ』と『NY』は二度目のコラボ。アドレナリン大噴出、『CSI』史上最強のエピソードです。
さて、今月末から『LOST』シーズン1からシーズン4まで一挙放送。何度だって観る。
他AXNでは『スティーヴン・キングの8つの悪夢(ナイトメアズ)』、『グレイズ・アナトミー』シーズン2が放送開始。
あとは……『アフター・ワールド』のキャッチアップ放送を、お願いしますっ!!!
あ、『釣りキチ三平』実写版が今月下旬にロードショーだそうで。主演は須賀健太、監督は『おくりびと』の人。観に行きますよ~。久しぶりに釣り行くか!?◆
申14:1-2〈禁止されている行為〉
あなた方は主の宝の民である。それ故、哀悼のためと雖も死者の体を傷つけるなかれ。
申14:3-21〈清い動物と汚れた動物〉
清いとされる動物は食べてもよい。具体的に清い動物とは、━━
01;牛
02;羊
03;山羊
04;雄鹿
05;カモシカ
06;子鹿
07;野山羊
08;羚羊(れいよう)
09;大カモシカ
10;ガゼル
11;「ひづめが分かれ、完全に二つに割れており、しかも反すうする動物」(申14:6)
12;ひれやうろこのある魚類
13;猛禽類やみさご、コウノトリ、青鷺の類などを覗く鳥(参照・申14:12-18)
━━以上が、清いとされる動物である。
死んだ動物は汚れており、いとうべきものである。これの肉を食べたり、死骸に触れたりしてはならない。
申14:22-29〈収穫の十分の一に関する規定〉
ここは三つの段落(内容)に分けられます。区分すれば、①は申14:22-23、②は申14:24-26、③は申14:27-29、です。以下、それに沿って述べましょう。
①毎年の収穫物から十分の一を取り分け、「主がその名を置くために選ばれる場所」(申14:23)、即ち聖所で穀物、新しいぶどう酒、オリーブ油をそれぞれ十分の一と、牛と羊の初子を食べて、主を畏れる心を忘れないようになさい。
②聖所が遠く離れた場所にあって、十分の一の収穫物を携えてゆけないときは、それを銀に換えて、必要とされるもの、望むものを購い、神、主の御前にて食べ、喜び祝いなさい。
③あなたの街に住む貧しきレビ人や寄留者、孤児、寡婦を見捨てるな。殊にレビ人は他と異なり嗣業の土地を持たぬ者。既に地方の聖所は閉鎖され、彼らは失職者である。そんな彼らのために、収穫の十分の一を三年ごとに皆が蓄え、彼らと共に食べて満ち足りるようにしなさい。
「あなたが行うすべての手の業について、あなたの神、主はあなたを祝福するであろう。」(申14:29)
この「十分の一」については何度読んでもさっぱりわかりませんでした。そこで図書館へ行って調べよう、と徒歩ていたら、ふと、こういうことか、と思い至り、到着して幾冊かにあたってみて、自分の得た想に確信を持ち、きちんと補い整理した次第であります。
特に参考になったのは、D.F.ベインの『デイリー・スタディー・バイブル6 申命記』(丸橋裕・訳 新教出版社)でした。これに拠ると、十分の一税を納めることには、二つの意義があった、といいます。
即ち、①神への供物、②聖所の維持費と人件費、の意義であります。
おそらく、とベインはいいます。申命記の時代、既に聖所は一箇所(エルサレム)に統合されて地方の聖所は閉鎖、故に地方で働くレビ人は職を失い貧窮した。これを救うため、三年ごとに町のなかで収穫の十分の一が蓄えられ、彼らへ供されるようになった、と。
これは新約聖書へつながる社会的良心であり、それによって構築された社会福祉制度である、とも。これは次の第15章へもつながっていえることであります。
数日分の『CSI』シリーズを消化。なぜか『科学捜査班』では眠くなる……。今日(昨日だが)の『マイアミ』と『NY』は二度目のコラボ。アドレナリン大噴出、『CSI』史上最強のエピソードです。
さて、今月末から『LOST』シーズン1からシーズン4まで一挙放送。何度だって観る。
他AXNでは『スティーヴン・キングの8つの悪夢(ナイトメアズ)』、『グレイズ・アナトミー』シーズン2が放送開始。
あとは……『アフター・ワールド』のキャッチアップ放送を、お願いしますっ!!!
あ、『釣りキチ三平』実写版が今月下旬にロードショーだそうで。主演は須賀健太、監督は『おくりびと』の人。観に行きますよ~。久しぶりに釣り行くか!?◆
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