第0326日目 〈台風ですね〉 [ウォーキング・トーク、シッティング・トーク]

 政界も天候も〈台風〉ですね。

 ご承知のように、衆院選では自民党が惨敗を喫し、民主党が単独過半数を獲得する、という空前の政権交代劇が催されました。
 こうした結果が出た以上、自民党支持派は今後の成り行きを静観し、小沢の動向に注意を光らせましょう。
 ただ指摘しておかなくてはならないのは、有権者はマニフェストを吟味した上で民主党に信頼を置いて投票したとは限らない、ということ。わかりやすくいえば、どっちつかずの浮動票が民主党に流れただけの話。これは、前回の衆院選と同じといえましょう。民主党の政策に首肯したのではなく、自民-公明の連立政権与党に「否」を突きつけただけ。
○ご参考までに→http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-48466/1.htm

 民主党だから、というだけの理由で投票した人も多かったはず。でなければ、30代の新人候補が自民の大物に圧勝できるはずがない。そう考えると、神奈川11区はよく奮闘した。小泉王国の地盤もさることながら、進次郎氏の演説は身も骨もあった。覚悟が見えていた。横粂にはそれが殆ど見えなかった(呑気に横須賀・三浦くんだりまでお出かけしたのだ)。逆風が却って進次郎氏を強くした、ということか。まだ開票は完了していないが、このまま進次郎氏の独走で終わるだろう。
 海部元首相と小池元防衛相の落選に驚き、投票した候補がどうなっているのか気が揉むところ(08月31日00:005分現在開票中、開票率18%……)。が、個人的なこととして、福田元首相が当選して河野太郎さんがほぼ当確なのに、若干の溜飲を下げた気分でいるのである。
 http://senkyo.yahoo.co.jp/

 それにしても残念だったのは、選挙特番のあおりを受けて、24時間テレビのイモトのゴールが見られなかったことが、ああ、残念だ~。



 ジョージ・メレディスGeorge Meredithの『シャグパットの毛剃』Shaving of Shagpatを読みました。訳者は皆川正禧(みながわせいき)。うーん、この奇想天外さ! 面白いなぁ!!◆

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