第0470日目 〈歴代誌上第18章:〈ダビデの戦果〉&〈ダビデの重臣たち〉〉 [歴代誌・上]
歴代誌上第18章です。
代上18:1-13〈ダビデの戦果〉
主が約束したとおり(代上17:10)、ダビデはことごとく敵を討ち、勝利を収め戦利品を獲た。ダビデ王率いるイスラエル軍が討った敵は、以下である、━━
01:ペリシテ人(ガトと周辺の村落を奪う)
02:モアブ人
03:ハマト地方、ツォバの王ハダドエゼル
04:その援軍、ダマスコ(の町)のアラム人(ダマスコに守備隊を置く)
05:エドム人(塩の谷にて、指揮官はツェルヤの子アブシャイ。エドムに守備隊を置く)
━━討たれた側はイスラエルに隷属し、貢ぎ物を収めた。
なお、エドム人を討ち、エドム地方一帯を隷属させた指揮官アブシャイの親、ツェルヤはエッサイの娘、ダビデ王の姉妹である。
敵からの戦利品は多くが金銀であった。それらは、当時ツォバと衝突していたハマトの王トゥからの贈り物と一緒に、主のために聖別された。
「主はダビデに、行く先々で勝利を与えられた。」(代上18:13)
代上18:14-17〈ダビデの重臣たち〉
以下は、イスラエル王国に於けるダビデ政権を支えた者の役職と名前である。
01:軍司令官はヨアブ(ツェルヤの子でアブシャイの兄弟)、
02:補佐官はヨシャファト(アヒルドの子)、
03:祭司はツァドク(アトヒブの子)とアビメレク(アビアタルの子)、
04:書記官はシャウシャ(サム下8:17では「セラヤ」)、
05:クレタ人とペレティ人の監督官はベナヤ(ヨヤダの子)、
06:王の(第一の)側近にはダビデの息子たち(サム下8:18では「祭司」)
彼らがいて、「ダビデは王として全イスラエルを支配し、その民すべてのために裁きと恵みの業を行った。」(代上18:14)
ダビデの勢力がどれだけ拡大されたか、地図でご確認いただきたいのですが、それでは不親切に過ぎるので少しだけ(でも、世界地図は開いてくださいね)。
ペリシテ、モアブ、ダマスコ、エドムはいずれも、ちょうど三方から囲む形でイスラエルに踵を接する地方です。これらは旧約聖書を読んでいると、イスラエルの敵対勢力としてお馴染みの名前でもあります。
ハマト地方はイスラエルの北方ダマスコ、アラムよりも上に位置し、現在のシリア南部を指します。ユーフラテス川に覇権を築こうとしていたハダドエゼルの国ツォバはレバノン山脈とヘルモン山脈の間を流れるリタニ川の上流地域にありました。
いまでも、いつまでも、好きで忘れられないんだぁーッ!◆
代上18:1-13〈ダビデの戦果〉
主が約束したとおり(代上17:10)、ダビデはことごとく敵を討ち、勝利を収め戦利品を獲た。ダビデ王率いるイスラエル軍が討った敵は、以下である、━━
01:ペリシテ人(ガトと周辺の村落を奪う)
02:モアブ人
03:ハマト地方、ツォバの王ハダドエゼル
04:その援軍、ダマスコ(の町)のアラム人(ダマスコに守備隊を置く)
05:エドム人(塩の谷にて、指揮官はツェルヤの子アブシャイ。エドムに守備隊を置く)
━━討たれた側はイスラエルに隷属し、貢ぎ物を収めた。
なお、エドム人を討ち、エドム地方一帯を隷属させた指揮官アブシャイの親、ツェルヤはエッサイの娘、ダビデ王の姉妹である。
敵からの戦利品は多くが金銀であった。それらは、当時ツォバと衝突していたハマトの王トゥからの贈り物と一緒に、主のために聖別された。
「主はダビデに、行く先々で勝利を与えられた。」(代上18:13)
代上18:14-17〈ダビデの重臣たち〉
以下は、イスラエル王国に於けるダビデ政権を支えた者の役職と名前である。
01:軍司令官はヨアブ(ツェルヤの子でアブシャイの兄弟)、
02:補佐官はヨシャファト(アヒルドの子)、
03:祭司はツァドク(アトヒブの子)とアビメレク(アビアタルの子)、
04:書記官はシャウシャ(サム下8:17では「セラヤ」)、
05:クレタ人とペレティ人の監督官はベナヤ(ヨヤダの子)、
06:王の(第一の)側近にはダビデの息子たち(サム下8:18では「祭司」)
彼らがいて、「ダビデは王として全イスラエルを支配し、その民すべてのために裁きと恵みの業を行った。」(代上18:14)
ダビデの勢力がどれだけ拡大されたか、地図でご確認いただきたいのですが、それでは不親切に過ぎるので少しだけ(でも、世界地図は開いてくださいね)。
ペリシテ、モアブ、ダマスコ、エドムはいずれも、ちょうど三方から囲む形でイスラエルに踵を接する地方です。これらは旧約聖書を読んでいると、イスラエルの敵対勢力としてお馴染みの名前でもあります。
ハマト地方はイスラエルの北方ダマスコ、アラムよりも上に位置し、現在のシリア南部を指します。ユーフラテス川に覇権を築こうとしていたハダドエゼルの国ツォバはレバノン山脈とヘルモン山脈の間を流れるリタニ川の上流地域にありました。
いまでも、いつまでも、好きで忘れられないんだぁーッ!◆
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