第0786日目 〈売ったCDを買い戻せッ!〉 [ウォーキング・トーク、シッティング・トーク]

 昨夜の地震を契機としてそろそろ真面目に、溜まったCDとDVDの在庫一斉処分を考えております。過去にも、断腸の思いで処分品を決めたことがあったけれど、それが時間を経るに従って後悔頻りなこともある。
 これまで売り払ったCDとLPは、たぶん合計して7,000枚を超えるだろう。たいしたことではない。問題なのは、それを軈て聴き返したくなるときがある、ということ。聴かねばならぬ場合が出てくる、ということ。前者はゆっくり探せばいいが、後者となるとそうはいかない。そういうモノに限って廃盤になっている場合が多いんだっ! わおーん。
 余談だがね、クラシックは廃盤と品切れのアイテムが多すぎです。ショップ時代、毎週レコード会社に問い合わせしたアイテムのなかに、カルロス・クライバーのベト4があった。ベーム追悼記念行事でのライヴ録音で、おいらもLPで大切に持っていた一枚だ。CD化はだいぶ前だが、いきなり輸入元のキング・●コード(無意味な伏せ字ですか?)が国内仕様盤を品切れにしてしまった。問い合わせ多いんだよ、これ。記憶が確かなら、これの再発は(悪名高き)《田園》がリリースされた頃か、或いはクライバー急逝のときではなかったか。もちろんこれは相乗効果もあって、チャートに躍り出たことは断るまでもない。余談終わり。
 これまでクラシックで処分したCDもDVDも数知れないが、ジャンルでいえば吹奏楽と現代音楽はごっそり処分した。現代音楽は若干まだ残っているが、これは自分が好きな作曲家と好きな曲に絞った。一時期かなり真剣に本を書くつもりでいたから相当な数を持っていたんだが、ふとしたときにツキが落ちて企画も諦め、結構大盤振る舞い的に段ボールへ詰めこんだ記憶がある。買い取り額は、いま以て過去最高記録を更新中。吹奏楽はアメリカ海兵隊バンドと好きな曲が入っているCD数枚を残して、潔く全部捨てた。このジャンルに後悔はない。吹奏ヲタの昔の女を思い出してやさぐれたくなるんじゃ。
 で、いま買い戻しを計画しているのは、(間違って売ったと思しき)マスネのオペラ数作と某廉価盤レーベルにて進行中の「イギリス歌曲シリーズ」。
 クラシックでは━━現時点で思い当たる限りでは━━これだけなんだが、洋楽はねぇ……ビートルズはいまさら買い戻す気は(新しく買い直す気も)ないが、フォガットとEL&Pやアモンデュールはもう一度聴きたい。買い直しリストにエントリーだ。でも現在リリース中のEL&Pの国内盤CDは、全部紙ジャケじゃなかっただろうか。洋楽で紙ジャケってスペース節約以外に意味ないし……迷うところです。◆

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