第1124日目 〈A Confession of Faith〉 [ウォーキング・トーク、シッティング・トーク]

 おひさしぶりです。
 一年近くもブログの更新が出来なくて、ごめんなさい。ペースの調整と体力回復、気持ちの整理のための小休止が、期せずしてこんなに長くなってしまいました。



 一年前、自分のなかで色々ありました。どうにもならぬ現実に息が詰まりそうになり、正直なところ、よくぶっ倒れたりしないで気持ちを律し続けることができたな、と顧みてふしぎに思います。抱えてしまった感情を巧く処理することが出来ず、夜明けの来ない夜の闇のなかに蹲(うずくま)って、ずっと泣いて暮らしていました。
 現在も自分を取り巻く状況が好転する兆しはありません。むしろ、緩やかに、されど確実に悪化して、自分の魂は一つの想いに搦め捕られて、そこから抜け出せなくなっている、と感じています。辛いことや反省したいこと、解決しなくてはならないこと、そんな諸々をどうにかしようと、三年間に渡って殆ど毎日書いてきて<生き甲斐>とまでいってもいいぐらいの存在になっていた本ブログを休むことにしたのに、却って現在の方が状況は悪化し、閉塞感が強く濃く漂っているなんて、まったく以て皮肉というべきか愚かというべきか、もはやわたくしにも判断できなくなっています。



 気に掛かるのは常ながら、再開を試みる都度頓挫し、結果として一年のブランクが生まれようとしている今日、わたくしは二〇一二年になっておそらく初めてここにログインし、管理ページを開いてみました。次いで、アクセス解析のページを。誘われるようにして、過去の日附のアクセス解析も。
 思わず涙腺が緩みました。
 更新をまったくしていないにも関わらず、毎日毎日、本ブログを閲覧してくださっている読者が、たくさんいたのです。訪問者数は平均して七十人強/日、というところでしょうか。他のブログの訪問者数に較べれば笑えてしまうぐらいに僅かな数だろう。が、ここに於いて<数は力>ではない。いみじくも大島優子がいったように、<数は愛>である。本ブログにとってもそれは例外ではない。わたくしは今日、とても嬉しかった。この方々のためにもなるべく早く本ブログを再開しよう、と心に決めました。
 零れ落ちかけた涙を拭いて、わたくしは読者諸兄にここで誓おうと思います。
 必ずわたくしことさんさんかはここに戻ってきて、本ブログを再開させます。約束。
 そうして最後の一頁、最後の一行、最後の一字に辿り着くまで、たとえ茨の道を進んで満身創痍になろうとも、どうかわたくしと一緒に永き旅路を歩いてください。



 荒れ果てた大地の向こう側で、激流が唸り声をあげる大河の向こう岸で、友よ、いつの日か必ず再会しよう。□

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