第2146日目 〈Blu-ray鑑賞の環境が整いました。そうして、『ブレードランナー』を心ゆくまで観るのです!〉 [日々の思い・独り言]

 遂にわがiMacでもBlu-rayが観られるようになったのだ。顧みればここ数日は唐突に行動に移したに現を抜かしていたように思う。もっとも、唐突に、とはいうても、「言い出したのは突然でもずっと考えていたことなのです」  おそらくMacでBlu-rayを視聴するにはいちばんの定番とされる再生ソフトをDL購入し、外付けドライブは某社のものを購入したが支障あって返品、他機種を新たに購入してそちらのセットアップも終了した。残るはソフトだが、本ブログでも迷いの内を綴ったけれども結局『ブレードランナー』を購入して、昨日わが家に到着したところだ。斯くして環境は整えり。  今後もMacはBlu-ray対応の予定はない、なぜならRetinaディスプレイ、5KディスプレイでじゅうぶんBlu-ray並みの画質が保証されるからだ。──Blu-rayに対してのAppleの公式見解である。確かにMacの採用するディスプレイは解像度他すべてを引っくるめて全パソコン中トップクラスというてよかろう。が、それは再生されるソフトの画質の荒さを如実に突きつける結果ともなる。Macの誇るディスプレイが却ってパッケージ・ソフトの画質の粗を際立たせてしまうのだ。読者諸兄のうちにMacユーザーがおられるならば、再生されるDVDの画質の、これまでは気にすることのなかった粗さに愕然とした経験をお持ちの方もあるのではないか。  わたくしはこれを、他ならぬ『ブレードランナー』で経験した。冒頭の酸性雨降りしきるロサンゼルスの情景や、スピナーの接近に伴って見えてくるタイレル社の外観などなど、枚挙に暇がなく。雨はシラタキのように見え、群衆の顔はモザイクがかかったように見える。なによりも画面全体が鮮明さを欠いて、まるで薄い靄がかっているように映ったものだった。冒頭で気になったことはエンディングまでその印象は拭いきれない。これは「ファイナル・カット」を観ての印象である。  そうしたあたりはどうなっているのだろう、という思いもあって、初めて観るBlu-rayに『ブレードランナー』を選んで「ファイナル・カット」を視聴したのだが、──なんなのだ、この鮮明さは!? これまでどうしてもドットで潰れてしまっていたビルの窓や俯瞰で見える町並みが、くっきりと出現しているよ。降る雨の一条一条もはっきり見て取れ、モブシーンであっても人々の表情がきちんと確認できるのだ。この、遅ればせながらのBlu-ray体験にわたくしは驚喜している……。  当方、仕事納めは30日である。本稿はその前日に、仕事のあとのスタバで書かれた。ソフトが到着してさっそく再生してみて驚喜したのは、その更に前日のこと。購入したのは『ブレードランナー/クロニクル』(3ヴァージョンを収録)と『ブレードランナー/ファイナル・カット』の2枚だ。なんとなくお察しいただけようが、全4ヴァージョンの『ブレードランナー』をすべて観ることができていないのである(会社員たる者、仕事をおろそかにするなかれ!)。幸いと間もなく年末年始の休みだ。これを契機に4ヴァージョンすべての『ブレードランナー』を鑑賞して旧年を〆括り、新年を始めるとしよう。  今回DLしてインストールした再生ソフトについては、まあインターネット上の評判通りであった。隠しコマンドを実行しないと日本語字幕や音声の選択はできないし、実行しても選択できない場合だってある。メニュー画面も各作品に設定されたデフォルトのものを表示させるのは一苦労だ。このあたりでチト面倒臭いな、と感じるけれど、馴れてしまえばどうということはない(気がする)。  外付けドライブについても、家庭用レコーダーで録画されたBlu-rayディスクやDVD-Rの再生ができないのは残念で、今後の課題とするぐらいに不便な点であるが、これについては外部ディスプレイとBlu-rayプレーヤー乃至はレコーダーを購入することで解決とした。実はディスプレイについてはiMac購入当初から考えていたことなので、ようやく機が訪れた、というのが正解かな。外部ディスプレイは検討してみた結果、LGの製品が最終候補に残っている。贅沢をいえばプレーヤー/レコーダーは、本当はVHS附きが理想だけれど、これについては過ぎたる贅、ない物ねだりというものだろうね。  本日は「Blu-ray鑑賞の環境が整ったのですよ」という報告をモナミへさせていただいた。今後はBlu-rayで発売された映画や音楽の感想なども、増えてゆくに相違ない。◆

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