第2191日目 〈ビートルズは人生をより豊かなものにしてくれました。〉 [日々の思い・独り言]

 あさって午前2時より聖書読書ノートを再開、「ガラテヤの信徒への手紙」を読み始める。その日の設定文字数内でエッセイを書く期間が終わってしまう前に今期の特徴であったビートルズにまつわる話を、今日はしておきたい。短いものを目指している。本稿を以てビートルズの話題は一旦控えることも決めている。
 TSUTAYA錯乱事件が勃発したのは今週火曜日のこと。それまでにビートルズの全オリジナル・アルバムをレンタル、iPhoneへiTunes経由で取り込みが終わっていたのは、辛うじて慶賀と称すべきか。総じていまは消化・吸収して滋養とする時期である。
 きっかけはともかく敢然と順番を追って聴いてゆき、都度抱いた驚きや感銘など綴った文章を、多少はびくびくしながら、おっかなびっくりお披露目した。結果はアクセス数という形で正直に反映された。普段の5倍近くのアクセス数を、新着記事であるビートルズの原稿は叩き出したのである。1日のトータルとしてそれだけのアクセス数を記録したことはあっても、1本の記事がその日のうちに目を疑うような数字を稼いだのは、お恥ずかしながらこの度のビートルズについてのエッセイが初めてだったのだ。
 本ブログの更新告知に専ら利用しているTwitterでも、わたくしをフォローしてくだすっている方が「いいね」してくれたり、或いは感想を寄せてくださる。Facebookにビートルズを聴いている旨投稿すれば反応は頗る上々の様子。また、職場の同僚ともその話題で、忙中閑に一頻り花を咲かせることもできた。ビートルズ受容に世代の壁なし、を実感させられる日々……。
 様々な媒体に於いて、ビートルズが元ネタ、或いは下敷きとする表現やタイトルがあることにも気附けるようになった。出典率の高さは聖書やシェイクスピアに次ぐのではないか。日本にどれだけ聖書とシェイクスピアを典拠とする作物があるか不明だが、出典率の高さとしてはビートルズはそれらのずっと上を行くかも。これが事実なら、ポップ・カルチャー強し、である。
 ──ビートルズは人生をより実り豊かなものとしてくれた。毎度お馴染み、誇大表現かもしれないが、ビートルズをきっかけに既知の人との話題が増え、それまでは知ることのなかったヒストリーや嗜好を窺い知ったことは、またとない喜びをわたくしにもたらしてくれた。一方で新たに縁が取り持たれた人々もいる。そうした人々との会話がどれだけ財産となり、刺激となったか、どうかお考えいただきたい。ただ、ビートルズを聴くようになって人生の幅がちょっとだけではあるが広がったような気がしているのは事実だ。
 最後に、ボーナストラックと称して余談を1つ。先日お披露目した、たしか『リボルバー』と『パストマスターズ』を取り挙げたときだと思うが、オリジナル・アルバムをリリース順に購入してゆく、と記した。別の原稿では『赤盤』と『青盤』は既に買って所有している、と書いた。
 が、そのあと気になって夜中に棚を引っ掻き回してみたところ、なんと架蔵しているはずの『赤盤』も『青盤』も姿はなく、なにかの拍子に処分してしまったらしい。嗚呼! しかしご安心あれ。他のジャンルのCD数枚(内訳を知りたいの?)と一緒に買い直した。旧蔵の2枚組プラケースではなく、2009年リマスターのリイシュー盤だ。タワーレコードでの購入だからね。
 まずは『赤盤』と『青盤』を飽きる程に聴き、新年度から『プリーズ・プリーズ・ミー』を皮切りに『レット・イット・ビー』まで、じゃんじゃんがんがん、どっかんどっかん聴いてゆこう。余談終わり。並びに本稿擱筆。◆

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