第3424日目 〈非常事態発生──文章が書けない、本が読めない。〉 [日々の思い・独り言]

 日常の些事にカレンダーがびっしり埋まって疲弊してゆく日々のなかで閑暇の時を見附けては、ブログに載せる文章をウンウン唸りながら捻りだそうとしているが、どうも進捗は芳しくない。
 もはや──と嘆息せざるを得ない。もはやわたくしは、書いた文章を溜めておくことせずそのまま流れ作業的にブログへ投稿/お披露目するのがルーティン化している、そう実感するのだ。 
 これをいい換えれば、「いつ・どの文章をブログにお披露目する」という明確な目的を欠いたいまは、文章を書くという行為自体が停滞してしまっている、ともなる。無意識に〆切を設定して、それに向けて書き綴っていたのが急に解放されたものだから、困惑しつつも後ろめたさの付き纏う喜びを味わっているわけ。
 とはいえそこに1つの弊害が生じ、それが常態化するとまでは考えが至らなかった。つまり、読書を怠け始めたのである。ここには別の理由が深く介在しているがそれは別としても、今更ながらわたくしにとって、本を読んでなにかを思う/考える/疑問を抱く≒原稿書きのモティヴェーションであり原稿を書くにあたってネタとなることなのだ、と、深く、深く、痛感している次第。
 まさしく、いやはやなんとも、と頭を振るより他ないな。 
 聖書や記紀、論語や詩歌を読んでみたら、文章の話題の1つも見附けられるか、期待したけれど空振りに終わった。思うことあっても発展させたりする程に集中力が持続しない。困った。
 わが症状はどうやら深刻なようである。「非常事態発生」と洒落こんで気紛らしするよりないか。◆

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