第3466日目 〈願望はあっても希望は持たない。〉 [日々の思い・独り言]

 いつか本当のことが話せたらいいな、と思う。が、そんな機会は2度と巡ってこないだろう。どこにも書けない以上、願望はあっても希望は持っていない。
 よく似た人を見る。単に髪型が同じであったり、背格好が同じというだけで、ゆめ本人には非ず。そも存命なのか、それすら不明だ。いたずらに過去を振り返るのは、危険な行為だろう。夢にも出る。想いが生きているとは厄介である。
 この悔恨と懺悔をエピグラフにして書き継ごう、擱筆の時即ち破棄の時てふ運命の、あのメモワールを。そこには真実と事実が綴られる。失われた時間の向こう側にいる影を調伏する目的も持つ。
 本当のことを話す機会は2度とないだろう。願望はある。が、希望は持たない。◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。