第3592日目 〈「昨年読んだ本のベスト……」を考える気持になった。〉 [日々の思い・独り言]

 正月の喧噪も落ち着いてきたが、わたくしは昨年とまるで変わらずである。ぼんやりと日を過ごしていたら、いつの間にか年が改まっていた、という感じ。
 若い頃はこうじゃあなかった。年が暮れる、年が改まる、ということに頗る敏感で、相応の行動をしていた、大掃除をしたり、おせち料理の支度をしたり年賀状を書いたりね。勿論、コミケに行って同人誌を買い漁ったりもした。
 ところが近頃は、そうしたあれこれからはすっかり御無沙汰である。単に腰が重くなっただけ、無精を決めこんだだけかもしれないけれど。まぁ、過日の話ではないが、「今日は昨日の続きでしかない」てふ考えに比重が置かれるようになっただけかもしれない。いずれにせよ……、なのである。
 斯様なことはありと雖も本を読むことだけは、どんな日だろうと失われることのない習慣だ。いったいいつ読み終えるんやろか、なる答えの出ない質問が頭を過ぎる本もあるが(就中寝る前ベッドのなかで読んでいる本)、それでも読書という罰せられざる悪癖を改めるなんて気持は起こらない。
 そうしたところでふと、去年はどんな本を読んだっけな、と倩回想して、〈昨年読んで良かった本ベスト……〉なんてものを考えて良い時期となりつつあるのに思い当たる。
 去年かぁ……藤沢周平に始まり片柳弘史で終わり、途中に吉川英治と徳富蘇峰があったのは覚えているけれど、他に読んだ本は……。
 ちょうど良い機会ですから、初読本ベスト、再読本ベスト、初読再読不問のワースト、など考えてみましょう、後日にはなりますが、内一部に簡単なコメントを付けたエッセイを書いてみましょう。◆

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