第3673日目 〈自分自身を顧みる作業、その一部。〉 [日々の思い・独り言]

 わたくしは、不完全な人間です。どちらかといえば、虐げられてきた人間です。人生のどん底を経験し、他人の裏表を存分に見てきた人間です。
 このような人間が、どれだけ過去に経験があるからといって管理者を務めるのは、身に余る行為でしょうか。過ぎたる職業でしょうか。
 否、わたくしはそうは思いません。不完全であるからこそ、見えてくる光景があります。虐げられてきたからこそ、看過されやすい誰かの心の痛みや悩みに寄り添うことができます。どん底を経験し辛酸を舐め、裏表を嫌という程見てきたからこそ膝をつき合わせてその人のことを理解しようと努めます。
 わたくしは、たとえば誰かが欠勤の連絡を入れてきて、その人がどこかで目撃されたとしても、その人に事情を訊ねることなく思い込みと偏見で、サボリ、と決めつけて人事評価に影響するようなことは絶対にしません。それは「愚」としか申し上げようがない行為です。
 わたくしがそこで学んだのは、9116ではデマをいかに真実らしく装い、キーマンを捉えて拡散・定着させてターゲットを誹謗して追いつめてゆくか、4708では自分を安全圏に置く方法と不倫の隠蔽の手際の見事さ、等々でありました。……不倫なんてする気は毛頭無いけれど、ああ成る程……と思わされたんですよね。つまり、所謂反面教師になることまでも学ばせてもらったわけです。
 こんな実例がありました。[削除]
 とまれ、いずれも、忘れられなくても忘れられない、感慨深くとても貴重で有意義な思い出です。斯様に人は裏表を見せ、確認を怠る軽率な生物に成り下がれるのか、と。
 確認をしろ(裏を取れ)、事情聴取をしろ、然る後に判決を下せ、というわたくしの主張と信念は、こうして出来上がったのであります。
 斯様な出来事を通して学び、同時にわたくしが自分のいちばんの強みである、と確証したのは、「聴く力」を持っていることでした。
 上述の連衆のように、誰かを色目で見ることはありません。上述した連衆と違って、誰かの頑張りや努力を公正に評価する冷静さを持っています。これはいずれも、自分がこれまで受けてきたことの裏返しといえると思います。もちろんなかには申し開きのできないこともあるでしょうが、相手と会談して、相手の言い分に耳を傾け、誤解や偏見をなくし、正しくその人と物事を見ることができる。これがわたくしの強みであり、実経験に基づいた揺るぎなきわたくしの信念となります。
 岸田首相の「聞く力」ならぬ「聴く力」を、わたくしは持っています。これは管理者に最も求められるはずの能力(の1つ)ではないでしょうか。
 わたくしは、[削除]株式会社在籍中に、上述した以外にも様々誹謗を受けてきました。なかには事実もありましょう。が、まるで事情聴取されなかったがゆえの誤解と偏見に塗れた誹謗中傷もあるのです。今回はこれらについて、わたくしの方から弁明したりするつもりは毛頭ありません。ただこれらの経験によって、上記申し上げたようなわたくしの強みや信念、行動理念を構築してくれた点で、この会社には感謝するのみなのであります。◆

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