第0014日目 [出エジプト記]

14日経っても、相変わらず出エジプト記を読んでいます。


今日は30章です。
主はモーセにいいました。


・香を焚く祭壇を、アカシヤ材で作りなさい。

香を焚く祭壇も持ち運びできるようにこしらえ、そこで焚く香は特別にしつらえられた香でなくてはならない。
これ以外の香や焼き尽くす献げ物、穀物の献げ物、葡萄酒などの献げ物を供えてはならない、と主は命じました。


・聖別の油を作り、代々に渡ってわたしのために使いなさい。

指示の通りに作った油を臨在の幕屋、契約の箱、すべての祭壇と祭具に注ぎなさい。そうすればそれらはすべて神聖なものとなる。
アロンとその子らにもこの油を注ぎなさい。そうすることで彼らは祭司として聖別される。
この油は他のことに使ってはならない。


・手を清めるための洗盤を作りなさい。

青銅で作った洗盤と台を臨在の幕屋の前に置いて、水を入れる。
臨在の幕屋に入るときと祭壇に近づくときは、必ずそこで手を清めてからにしなさい。
これを代々に渡って守りなさい。


・祭壇で焚く香を作りなさい。

ナタフ香、シェレヘト香、ヘルベナ香と純粋な乳香を同量取って香料を作り、臨在の幕屋の前に置きなさい。
これを神聖なものだから私用で使ったり、私用に同じものを作ったりしてはならない。
【岩波訳によると、ナタフ香は「マメ科、モミ科の樹木の樹脂から作った香料」、シェレヘト香は「語源や意味は不詳」、ヘルベナ香は「セリ科オオイキョウ属から取れる樹脂で作った香料」だそうです。】


また、主はモーセにこういいました。

「あなたがイスラエルの人々の人口を調査して、彼らを登録させるとき、登録に際して、各自は命の代償を主に支払わねばならない。登録することによって彼らの災いが降りかからぬためである」(出30:12)
成人男子だけが規定の銀半シュケルを主への献納物として支払うように、と念を押しています。
財産があるからといってこれ以上支払ってはならないし、財産がないからといってこれ以下の支払いで済まそうとしてもいけない。
ある意味で冷酷なお達しでありますが、これは今日でも教会で受け付けている献納金のことであります。
「命の代償金は臨在の幕屋のために用いる。それは、イスラエルの人々が主の御前で覚えられるために、あなたたちの命を贖うためである」(出30:16)
※これは後に、「民数記1:1-2」で改めて述べられます。



玄関脇のお茶の木を剪定しました。花を付けた枝は丁寧に切り離し、仏壇に供えます。◆

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