第0110日目 〈民数記第27章:〈ツェロフハドの娘たちの申し出〉&〈モーセの後継者ヨセフの任命〉〉 [民数記]

 民数記第27章へ入ります。

 27:1-11〈ツェロフハドの娘たちの申し出〉
 ヨセフの子孫、マナセの子孫のうちの氏族の者に、ツェロフハドという男がいた。彼は自らの罪のために荒れ野で死に、息子を残さず娘のみがいた。
 その娘たちがある日、モーセのところへやって来て、いった。男の子がいないというだけで氏族のなかから名前が削られ、嗣業の土地が与えられないのはおかしいではないか(私たちにも土地を分配してほしい)、と。
 モーセはこの訴えを主に伝える。主はそれを是として、土地を娘たちに与えるよう指示した。このとき主は、土地の継承順位についても規定し、イスラエルの人々へ告示せよ、といった(民:27:8-11)。

 27:12-23〈モーセの後継者ヨセフの任命〉
 民20:1-13〈メリバの水〉の一件で主は深く怒っている。モーセと民の背きを許さず、近々モーセもかつてアロンがそうであったように先祖の列に加えられるだろう、と宣告した。
 モーセは自分に代わって民を率いる者を選んでほしい、と懇願する。それ故に主はモーセの後任として、ヌン族の子ヨシュアを選び、共同体の前で任職せよ、といった。
「あなたの権威をかれに分け与え、イスラエルの人々の共同体全体を彼に従わせなさい。」(民27:20)
「ヨシュアとイスラエルのすべての人々、つまり共同体全体は、エルアザルの命令に従って出陣し、また引き揚げなければならない。」(民27:21)


 これまで大した役割もなく名前だけが散見されてきたヨシュア、彼がなぜ斯様に扱われてきたかが判明する章、といえましょうか。
 モーセは死にます、やがて。そして再び共同体は試練に曝されるわけですが……これはそのときのお話と致しましょう。



 この章がブログにアップされる頃にヴェトナムから帰ってきているはずなのですが……どうなんでしょう? ひょっとして滞在伸びてる、俺?◆

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