第0186日目1/2 〈ヨシュア記第2章:〈エリコを探る〉〉 [ヨシュア記]

 ヨシュア記第2章です。

 ヨシュ2:1-24〈エリコを探る〉
 エリコ攻撃に先立ち、ヨシュアは二人の斥候を送り出した。
 彼らはエリコへ潜入したが、遊女ラハブの許にいるのが知れてしまった。ラハブの機転により難を脱した斥候の二人。ラハブは既にエリコの住民は、主に率いられたイスラエルの民を存在を恐れ、心がくじけてしまっている、と告げた。
 納得する二人に、ラハブが重ねて告げた。私はこうして主に従順を示したのだから、私と両親兄弟親類の命は助けて欲しい、と。
 斥候たちは諾った。目印となるよう窓枠に赤いリボンを結べ、そうすればお前たちの命は助けよう。但し、攻撃の際この建物の外にお前の縁者がいて犠牲になっても、我らに責任はない。また、我らのことを密告したら、赤のリボンの有無にかかわらず、お前たちを討つ。
 そうして斥候たちはラハブの手引きでエリコを脱出し、ヨシュアの許へ戻った。
 彼らは既にエリコの住民の心が、主の民の前にくじけている、と報告した。

 一人の女性がこうまでクローズ・アップされて語られるのは、旧約聖書では珍しいといいます。ざっと先までページを繰ってみましたが、なるほど、そうかもしれない。これが新約聖書になると女性の役割もずっと変わってくるのですが。そういう意味で、ラハブの存在は忘れがたいといえるかもしれません。
 いずれにせよ、カナン侵攻の前哨戦ともいえるエリコ攻略が、具体的に姿を現した章であります。



 日本映画専門チャンネル(706ch)で『丘を越えて』を観ていました。感想は別枠にて。◆

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