第0226日目 〈士師記第5章:〈デボラの歌〉〉 [士師記]

 士師記第5章です。

 士5:1-31〈デボラの歌〉
 これは、ヤビン王に勝利した日、デボラとバラクによって歌われた頌歌である。
 大意はこうである。

 ~民よ、主を讃えよ、諸国の王よ、主を讃え跪け。
  我らイスラエルがカナンへ入植した後もたびたび、我らは先住民の抑圧に苦しんだ。
  一部の者は彼らの神を崇めた。主は怒り、敵の手に我らを渡された。
  道を行き交う者の姿は絶え、農村は衰退した。
  ここに至って女預言者デボラが士師として、バラクと共に立ちあがり、
  カナンの王ヤビンに戦いを挑んだ。
  「わが心はイスラエルの指揮する者らと共に
   この民の進んで身をささげる者と共にある。」(士5:9)

  士師デボラは各部族へ号令を発し、参戦を命じた。
  が、ルベンとギレアド、ダンとアシェルは黙殺した。彼らは後に非難された。
  イスラエルとカナンの両軍は、地中海へ注ぎこむキション川で激突した。
  敵は敗れた。敗走者が多く出た。
  カナンの将軍シセラは敗走途上、ヤエルの手で命を絶たれた。
  それゆえに、ヤエルはイスラエルの女性たちのなかで最も祝福される存在となった。
  一方シセラの母は不帰の人となった息子の生還を待ち続けた。~

「このように、主よ、あなたの敵がことごとく滅び、主を愛する者が日の出の勢いを得ますように。」(士5:31)
 国はその後、40年の静穏を保った。

 詩編をわざわざ見るまでもなく、聖書には歌がてんこ盛り(その点、我が国の『古事記』とよき勝負)。
 なかでもデボラの歌が単なる頌歌の域に留まらぬ、仄かながら文学性を漂わせるのは、最後が敗残の将シセラの母の哀れで〆られているゆえであります。これなくば、単なる、さして記憶に残らぬ歌で終わっていたことでありましょう。



 東大本郷第二生協のレジにいるおばちゃんはひどいな。
 横暴の極み。あれでは暇潰しのパート集団と影で罵られても故なきことではない。
 昔はこうではなかったが……。勘違いしている輩が増えて悲しいよ。
 そのあとの、三井物産社員からの接待にまつわる呆れた醜態と暴言は語るまい。◆

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