第0228日目 〈士師記第7章:〈ギデオン〉2/3〉 [士師記]

 士師記第7章です。
 士師ギデオンのお話、第2回目です。

 士7:1-25〈ギデオン〉2/3
 ギデオン率いるイスラエルはエン・ハロド(ハロドの泉/イサカル族領北境)に陣を敷いた。その北側、モレの丘にミディアンの連合軍が陣を移していたからである。
 イスラエルの軍勢は総てで32,000人。これは人多しというので、ギデオンは主の指示に従って兵を精選した。まずは恐れおののかない者10,000人が残った。次いで、水辺で膝をついてかがんで水をすくって飲んだ者300人が、最終的に対ミディアンの精鋭部隊となった。
 その晩、ギデオンは(主が命じたように)従者プラを伴って、ミディアンの陣中を偵察した。そこで彼はミディアン兵二人が夢占(ゆめうら)の話をしているのを聞いた。
 「神は、ミディアン人とその陣営を、すべて彼(ギデオン)の手に渡されたのだ。」(士7:14)
 ギデオンは勝利を確信した。
 深夜、ミディアンとの戦いの火蓋が切って落とされた。イスラエルの100人ずつに分けられた小隊はそれぞれ角笛を吹き、水がめを砕いて、「主のために、ギデオンのために剣を」(士7:20)と叫んで敵陣を包囲して討ち、敵も同士討ちを起こした。
 斯くしてミディアンは敗れた。
 ギデオンはエフライムへ使者を出し、敗走するミディアン兵を討たせ、将軍オレブとゼエブを殺させた。その首はヨルダン川西岸にいた自分の許へ持ってこさせた(士7:24-25)。

 これまでの士師記であれば、抑圧者を成敗して「めでたし、めでたし」で終わるところでした。
 が、ギデオンの場合、そうは問屋が卸しません。彼の物語を、一筋縄ではいかぬ、複雑になさしめているのは続く第8章の存在ゆえであります。
 抑圧者ミディアンを退治したギデオンの物語は、このあと実に旧約聖書らしい展開を見せます。第6章のノートの冒頭で、「都度前日、先々日の分も読み返して」と申した理由も、明日が終わったらおわかりいただけると思います。



 「丸の内(大手町)のOLにアンケート」とかあるじゃん、テレヴィの番組内容で。
 気がつくと、じっ、と画面を仰視している俺がいる。んんん、あの人出るかなぁ、って。
 哀れだね、悲しいね、可笑しいね。キチガイだね、ドン引きだね、後ろ指さされ者だね。
 そんなおバカさんに、洒落のめしてこの文句を捧げよう。
 ♪あら哀しいね、あらおかしいね、オッペケペッポー、ペッポッポー♪◆

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