第0367日目 〈列王記上第1章:〈王位継承の争い〉〉 [列王記・上]

 列王記第1章です。

 王上1:1-53〈王位継承の争い〉
 老いたダビデ王に代わって、四男アドニヤが王位継承を主張した。祭司アビアタルと総司令ヨアブの支持は得たが、イスラエルの大勢はアドニヤに与さなかった。
 事態を重く見た預言者ナタンは、ソロモンの母バト・シェバを用いて、ダビデ王に審議を求めた。━━アドニヤ即位を是認するや否や?
 王はそれを否定した。王はいった、「あなた(バト・シェバ)の子ソロモンが私の跡を継いで王となり、私に代わって王座につく、とイスラエルの神、主にかけてあなたに立てた誓いを私は今日実行する。」と(王上1:30)
 続けて王は、祭司ツァドクと預言者ナタン、ヨヤダの子ベナヤを呼び、ソロモン即位の実行を命じた。
 みなはギホンに下り、「祭司ツァドクは天幕から油の入った角を持って出て、ソロモンに油を注いだ。彼らが角笛を吹くと、民は皆、『ソロモン王万歳』と叫んだ。民は皆、彼の後に従って(エルサレムへ)上り、笛を吹き、大いに喜び祝い、その声で地は裂けた。」(王上1:39-40)

 民の歓喜の声は、近郊で即位の宴を催しているアドニヤとその客らの耳へも届いていた。
 それを不審に思っている彼らの許へ、祭司アビアタルの息子ヨナタンがやって来て、報告した。━━ソロモン王が即位した、前王ダビデの王位はソロモン王が継承した、と。
 客たちはそれを聞いて三々五々と散っていっって、あとには誰もいなくなった。アドニヤはソロモン王をそれて、祭壇にのぼって命乞いをした。
 新しい王は答えた、「彼が潔くふるまえば髪の毛一筋さえ地に落ちることはない。しかし、彼に悪が見つかれば死なねばならない。」(王上1:52)
 ソロモン王はアドニヤを家に帰した。

 イスラエル建国の最後の主役といっていいソロモン王の誕生です。
 王上では専らソロモン王の御代が描かれます。



 秋晴れに恵まれ、アパートの屋根にのぼって樋とドレン管に溜まった木屑を払いました。いや、ちょっと高い場所からだと富士や足柄の稜線がよく見える。視線をさえぎる物はなにもなし、風も涼やか、高い所を漂う雲の間に飛行機雲……。
 そのあと庭で柊を剪定し、秋刀魚と見紛う美しい皮膚をした、日向ぼっこ中のヤモリ(ヤモリのやーさん[三浦しをん]、まっすぐ見たら可愛いお顔!)に挨拶し、バッタ3匹を避けつつ庭掃除。連休中日の夕飯は、さまざま紆余曲折してホットケーキになりました。上にかけるは自家製花梨の蜂蜜です。◆

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