第0458日目 〈歴代誌上第6章:〈レビの一族〉、〈詠唱者〉&〈レビ族の居住地〉〉 [歴代誌・上]

 歴代誌上第6章です。

 代上6:1-15〈レビの一族〉
 これはイスラエルの子レビを祖とする一族、レビ族の系譜である。
 レビには3人の息子がいた。ゲルション、ケハト、メラリ。この系譜に預言者サムエルが登場する。サム上1:1で預言者の父エルカナはエフライム出身の者。出自を操作して、預言者としての役割に正当性を持たせるための編集がもたらした矛盾であろう。

 代上6:16-38〈詠唱者〉
 サム下6の後半、エルサレムへ神の箱(契約の箱)が安置された。以来、レビ族のなかから、臨在の幕屋にて詠唱の役に任ぜられた者がいた。
 レビの子ケハトの子孫からはヘマンという者が、右に立つ者には兄弟アサフとその子孫、左に立つ者にはレビの子メラリの子孫が選ばれ、代々その役目を継いだ。
 他のレビ族もそれぞれ、臨在の幕屋での仕事や献げ物をささげる役などの仕事に務めた。

 代上6:39-66〈レビ族の居住地〉
 レビ族にもそれぞれ居住地が、くじによって割り当てられた。
 彼らは他のイスラエル諸部族の領内に散らばり、その町で祭司などの務めを果たしたりした。それはかつてのカナンの地全域に渡っている。
 (ex:ヨシュ21:1-42)

 煩雑な部分をすっきりとさせ、要点のみを述べればこうなります。



 人並みの幸せを求めちゃダメなんだろうか、と自問しつつ、いつものスタバで読書に励む。
 先日からドストエフスキーの『地下室の手記』(江川卓・訳 新潮文庫)。第1部はまどろっこしく感じるかもしれないけれど、第2部からいきなり話(地下生活者の語り)は能動的になり、ストーリーが誕生します。がんばれ。
 「はて?」と思う箇所が一つあるのですが。P143に地下生活者の台詞、「こういう行き方でいいとでもいうのかい、ええ?」が該当箇所。
 「行き方」? 前後関係と文脈から「生き方」ではないか、と思うのだけれど……。原文はどうなっているのかな、英語訳でも良い構わないのだが。
 誤植? まっさかぁ━━。
 明日、光文社古典新訳文庫を覗いてこようっと。◆

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