第0476日目 〈歴代誌上第24章:〈祭司の組織〉&(その他のレビ人)〉 [歴代誌・上]

 歴代誌上第24章です。

 代上24:1-19〈祭司の組織〉
 アロンには4人の息子がいた。が、長男ナダブと次男アビフは子供を残すことなく父より早く逝き、三男エルアザル(彼が長子の権利を得た)と四男イタマルが祭司の職を継いだ。
 祭司ツァドク(エルアザルの子)と祭司アヒメレク(イタマルの子)は王ダビデと共に、それぞれの奉仕の内容に従ってアロンの子らを組み分けし、「エルアザルの子らにもイタマルの子らにも聖所の長と神の長がいたので、彼らはくじによって組に分けられた。」(代上24:4-5)
 その結果は書記官シェマヤが記録した。
 「このように彼らはその奉仕に任命され、イスラエルの神、主がお命じになったように、先祖アロンによって伝えられた法に従って主の神殿に入った。」(代上24:19)

 代上24:20-31〈その他のレビ人〉
 レビの子ケハトとメラリの家系について触れる。
 「彼らは、その頭の家系の者もその弟たちの家系の者も、アロンの子らである兄弟たちと同様に、ダビデ王とツァドク、アヒメレク、祭司とレビ人の家系の長たちの前でくじを引いた。」(代上24:31)

 句読点に引き摺られると混乱するばかりです。
 本章に関しては岩波訳や新改訳などを読まれることをお奨めいたします。



 昨今は古典文学の新訳が目立つようになりましたが、殆どが「改訳・新訳」でなく「改悪」の範疇を抜けていないのは、偏に訳者の日本語力の貧弱さに起因しているようです。
 そんななかで、幾人もの幸福な翻訳家に恵まれている作者/作品は、シェイクスピアとシャーロック・ホームズ・シリーズでありましょう。これらが幾つもの訳で読めるのはうれしいことです。
 なんて幸せなのでしょうか、我ら日本人は。◆

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