第0626日目 〈ヨブ記第5章:〈ヨブと三人の友の議論 一〉2/11〉 [ヨブ記]

 ヨブ記第5章です。

 ヨブ5:1-27〈ヨブと三人の友の議論 一〉2/11
 わが友よ、呼んでみよ、とエリファズはいう。ヨブ、貴方の声に応える者が在るか否かを。ヨブよ、聖なる神以外の誰に、君は頼ろうとするのか?

 怒りと妬みは必ずその者を滅ぼす、とエリファズはいった。塵から災いは生まれず、土から苦しみは生まれない。なのに、「人間は生まれれば必ず苦しむ。/火花が必ず上に向かって飛ぶように。」(ヨブ5:7)
 それゆえにこそ、私は自分の問題を神にゆだねる。なぜなら、「六度苦難が襲っても、あなたを救い/七度襲っても/災いがあなたに触れないようにしてくださる」(ヨブ5:19)からだ。
 ヨブよ、貴方はあらゆる奸計や天災から守られている。それを信じよ。貴方の天幕は安全で、牧場の群れは一頭たりとも欠けることがなく、子孫は増え、一族は繁栄し、天寿を全うして墓へ入るのを、やがて貴方は知るだろう。
 「これこそ確かだ。/よく聞いて悟るがよい。」(ヨブ5:27)



 第4章からヨブとその友人たちとの論議が始まりました。話の内容は徐々にエスカレートしてゆくのですが、全編を通じてエリファズのここでの言葉程、力と希望に満ちた言葉(説得)はないように思います。
 確かに既にヨブの身へ降りかかった災いあるゆえ、却って逆効果かもしれません。が、エリファズはここで気休めをいっているのでは断じてなく、「希望を捨てるな、神を信じよ、これまで貴方がしてきたように」といっているのです。それは<諭し>とか<神への諂(へつら)い>とかではないのです。不幸に見舞われたと雖も、希望と救いを自ら捨ててはならぬ、といっているのです。
 少なくとも、さんさんかはそう考えています。そう考えて、ずっと読んできています。



 『津軽』は全然読めなかったよ、ごめんね。でも明日、昼休憩時に噛みしめて読了させていただきますよ。
 でもできれば、仕事終わり後のスタバで読了したいんだよな……なぜって、午後の仕事中、『津軽』のことで頭が一杯になっちゃうじゃないか。仕事が手につかなくなっちゃうかも。
 頭が一杯になっちゃうなんて、おぐゆーさんのことだけでじゅうぶんだぜ。◆
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