第0631日目 〈ヨブ記第10章:〈ヨブと三人の友の議論 一〉7/11〉 [ヨブ記]

 ヨブ記第10章です。

 ヨブ10:1-22〈ヨブと三人の友の議論 一〉7/11
 ヨブは悩み嘆き、神に向かって語りかける、━━

 なぜ私を罪人と定め、斯様に虐げるのですか。あなたはなぜ自分に背く者に光を当てるのですか。それがあなたにとって、正しいことなのでしょうか。
 「なぜわたしをとがめ立てし/過ちを追求なさるのですか/わたしが背く者ではないと知りながら(。)/あなたの手から/わたしを救いうる者はないと知りながら。」(ヨブ10:6-7)
 神よ、「心に留めてください/土くれとしてわたしを造り/塵に戻されるのだということを。」(ヨブ19:9)

 これまで私はあなたの加護で生きてきましたが、いま、このようにわが身へ理不尽な災いを蒙ったいま、私にはあなたの真意、本心がわかりました。
 あなたは、私が少しでもやましいこと、良くないことを考えたら、たちまちそこへ目をつけ、責めて苦しめ、苛まされるのです。ふと魔が差して邪な考えを抱き、すぐに心を改めて元の道へ戻ったとしても、ひとたび芽生えた悪を赦し、清めてようとはしないのです。
 そんなの、あんまりです。
 人は、神の前に平等ではないのですか。
 「わたしの人生など何ほどのこともないのです。/わたしから離れ去り、立ち直らせてください。/二度と帰ってこられない暗黒の死の闇の国に/わたしが行ってしまう前に。」(ヨブ10:20-21)



 <人は神の前に平等>━━きっとヨブはこれまでそう堅く信じてきた。それがいま揺らいでいる、他ならぬ神の試しにより。ヨブは嘆いた。呪う側へ回ろうとするヨブ。かつて妻がいったことを、心ならずも実行しようとしている。
 これでよいわけはない。が、ヨブは友の言葉に反論し、神を信じる心を忘れかけている。
 <人は神の前に平等である>。そのアンチテーゼとなるのが、災難に見舞われて外見も中身も変わってしまったヨブなのではある、とさんさんかは思うのですが、如何でしょうか。



 『特攻野郎Aチーム;THE MOVIE』は8月上映予定。TV版の大ファンでしたが、もう、みんな違う人なんですよ。G.ペパードは物故し、他の3人もそれなりのお年。
 観たい。けど、主要キャストは外見が全員、オリジナルを彷彿とさせるだけに不安。でもきっと、面白いんだよなぁ。たぶんこれ、観に行くなあ。◆
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