第0803日目 〈詩編第104篇:〈わたしの魂よ、主をたたえよ。〉〉 [詩編]

 詩編第104篇です。

 詩104:1-35〈わたしの魂よ、主をたたえよ。〉
 題詞なし。

 自然の営みと創造主の恵みに感謝する詩である。
 わたくしはこれを読んでハイドンのオラトリオ《四季》を想うた。それも詩104と同様、自然の営為を讃え、神の恵みを受ける生きとし生ける者の喜びを謳う内容であった。
 自然━━世界を創造した主に、「わたし」は命ある限りほめ歌をうたって、その歌が主の御心にかなうようにしよう、と誓う詩でもある。それは見通してはならないポイントであろう。
 ……いまは心が曇ってすべてがネガティヴな方向へ傾いている俺だけど、いつかもう一度、この詩の作者のように自分を取り巻く自然の恵みに感謝し、生まれてきた奇跡に感謝できるようになるのかな……。

 「(太陽が輝き昇ると)人は仕事に出かけ、夕べになるまで働く。」(詩104:23)



 天皇誕生日の夜、新宿バルト9でダニエル・バレンボイム=BPOの2010年ヨーロッパ・コンサートの映画を観てきました。演目はエルガーのチェロ協奏曲、ブラームスの交響曲第1番など。感想は粗書きながら既にあり。これも他と同様に推敲してから、「詩編」終了後にお披露目します。
 久しぶりに夜中の新宿の街中を歩いたな……。◆

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