第1096日目 〈エレミヤ書第8章2/2:〈民の背信〉&〈敵の攻撃〉with望むこと。〉 [エレミヤ書]

 エレミヤ書第8章2/2です。

 エレ8:4-13〈民の背信〉
 主がいった、━━
 倒れれば起きあがる、離れれば立ち帰る。なのになぜ、エルサレムは背き続けるのか。かれらの言い分に耳を傾けても、けっして本心を語らない。自分の犯した罪や悪行を後悔したりもしない。なお耳を傾けようとすると、去ってゆく。わが民は主の定めを知らない━━。
 たとえ賢者と雖も主の言葉、主の律法を侮る輩に知恵などあろうか。かれらは本当に忌むべきことをしでかして、なおそれと気附かずに悪を重ねている。それをなんら恥と思わず、また、他から嘲られていると知らず……。「それゆえ、人々が倒れるとき、彼らも倒れ/彼らが罰せられるとき、彼らはつまずく。」(エレ8:12)
 主はいう、かれらを集めようとしても既にその実はなかった、と。

 エレ8:14-23〈敵の攻撃〉
 ダンの方角から敵が軍馬を駆って進んでくる音が聞こえる。主が遣わした敵の軍勢は、やがて大地とそこに満ちるもの、都とそこに住む者を喰い尽くす。主に対してわれらが罪を犯し、更に罪を重ねるためだ。━━もはや平和を望んでも与えられず、平和を望む言葉に実はない。癒しを求めても、与えられるのは恐怖だけだ。
 遠い地から同胞の叫びが聞こえる。シオンに主はいないのか、とかれらはいう。ユダはカナンの先住民があがめる異教の神に依り頼み、自分たちが本来信じ、あがめ、畏れるべき主を蔑(ないがし)ろにして、顧みなかった。預言者エレミヤは嘆いた、━━
 「刈り入れの時は過ぎ、夏は終わった。/しかし、我々は救われなかった。/娘なるわが民の破滅のゆえに/わたしは打ち砕かれ、嘆き、恐怖に襲われる。」(エレ8:20-21)また、「わたしの頭が大水の源となり/わたしの目が涙の源となればよいのに。/そうすれば、昼も夜もわたしは泣こう/娘なるわが民の倒れた者のために。」(エレ8:23)

 主なる神とユダの民の間にはさまれて懊悩するエレミヤの嘆きを感じてください。そうして、それに想いをやってください。これが、「エレミヤ書」の真骨頂です。



 望むのは、━━
 ・いつまでもあの会社で働くことができること。
 ・給料が上がり、タイトルが上がること。
 ・<輪>と<和>を乱さず、協調してやってゆくこと。
 ・裏切られないこと、裏切らないこと。
 ・あの女性と想いが通じ合ってお付き合いできるようになること。できれば家庭を……。
 ・聖書の読書ノートが、即ち本ブログが、一日も早く、恙(つつが)なき完結の日を迎えること。
 ・小説が売れること。◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。