第1098日目 〈エレミヤ書第10章:〈偶像とまことの神〉withドラマ『南極大陸』第一回を観ました。〉 [エレミヤ書]

 エレミヤ書第10章です。

 エレ10:1-25〈偶像とまことの神〉
 主がいった、━━
 異国の民の道をいっしょになって歩こうとするな。異国の民が畏れるのは、名も実もないむなしい存在だ。それは森から切り出された材木の一片を、木工が鑿(のみ)を振るって削りだして拵えた物。それは口を開いて民を導くことも、祝福することも災いを与えることもできない。
 エレミヤは応えた、━━
 主よ、あなたに肩を並べられる存在などありません。その御名には大いなる力が宿っている。諸国の民、諸国の賢者はすべからく無知で、木片でしかない偶像をあがめ、戒めとする者です。
 主がいった、━━
 わたしは真理の神にして命の神、永遠を支配する王である。その怒りに大地は震え、その憤りに諸国の民は耐えられない。エレミヤよ、諸国民に告げよ、天地を創造したこともない神々はやがて地の上、天の下から滅びる、と。
 エレミヤは応えた、━━
 天地を創造した主は、御声を発して天の大水をどよめかせる。地の果てから雨雲を湧きあがらせ、稲妻を放って雨を降らせ、風を倉から送り出す。斯くして裁きの<時>は訪れて諸国民は滅びてしまう。
 主がいった、━━
 敵に包囲されて孤立無援となったエルサレムよ、覚悟せよ。今度こそわたしはこの地の住民を投げ出して苦しめる。かれらを思い知らせるために、わが身にそれは傷となって残り、耐えねばならぬ病となる。わが天幕は略奪に遭い、荒れ果ててしまった。
 群れの養い手(王)は主を尋ね求めなかったばかりに、自分の群れを散らせてしまった。北の方から地響きがする、進軍が始まったのだ。それはやがてユダを荒廃させるだろう。
 エレミヤは願った、━━
 主よ、あなたの憤りを、あなたの御名を知らず、ユダを荒廃させる諸国の民の上に注いでください。
 「主よ、わたしは知っています。/人はその道を定めえず/歩みながら、足取りを確かめることもできません。主よ、わたしを懲らしめてください/しかし、正しい裁きによって。/怒りによらず/わたしが無に帰することのないように。」(エレ10:23-24)

 綺麗な形で主と民の問答形式になっている点に着目して、本日は上記のようなスタイルを採用してみました。正確なところはわかりませんが、ずいぶんと久しぶりだと思います。
 聖書は何度か読んでわかってくる類の本ですが、と同時に、引用した箇所であってもこうしてブログ原稿用に打ちこんでやっとその本意がわかるようになった、という場合もあります。
 だから、最初はわからなくとも、雲をつかむような思いであっても、覚悟を決めて頭から飛びこんでしまうと、存外すぐに胸襟を開いてくれる稀な書物である、と、わたくしは、自身の経験を踏まえて申しあげさせていただきました。



 いや、ちょっと今後に期待できますね。なにがって、木村拓哉の『南極大陸』ですよ。ぼくは子供の時分、映画『南極物語』が好きだった。ドラマの方は、それに優るとも劣らない具合であります。風連のクマは良い面構えをしていましたね。宗谷に乗ってかの未知の大陸へ挑んだ人たちは、どんな思いでこの新番組を観たでしょうね?◆

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