第1108日目 〈エレミヤ書第17章:〈ユダの罪と罰〉、〈主に信頼する人〉&〈安息日の順守〉他with三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』第2作を購入しました。〉 [エレミヤ書]

 エレミヤ書第17章です。

 エレ17:1-4〈ユダの罪と罰〉
 ユダが犯した罪の数々は、おのおのの心の板に、あちらこちらの祭壇に祀られる角(つの)に、鉄のペンで刻みこまれる。かれらの罪は緑茂る木々の下、丘の上、野山の上に明らかだ。ユダが犯した罪に対する罰は、お前たちの富が敵の手に渡ることで実現し、敵の奴隷となることで成就される。
 わたしが継がせた嗣業をお前たちは失う。いちど火が点いた怒りの炎はとこしえに燃え続ける。

 エレ17:5-8〈主に信頼する人〉
 人間に信頼を置く者は呪われよ、その心が主から離れ去った者は呪われよ。
 主に信頼を置く人は祝福されよ、主がその心の拠り所となってくれるから。

 エレ17:9-13〈人間の心を知り尽くす神〉
 主がいった、「人間の心は何にもまして、とらえ難く病んでいる。/誰がそれを知りえようか。/心を探り、そのはらわたを究めるのは/主なるわたしである。」(エレ17:9-10)
 エレミヤがいった、「イスラエルの希望である主よ。/あなたを捨てる者は皆辱めを受ける。/あなたを離れ去る者は/地下に行く者として記される。/生ける水の源である主を捨てたからだ。」(エレ17:13)

 エレ17:14-18〈エレミヤの嘆き〉
 エレミヤはいった、━━
 主よ、わたしはあなたに、災いや痛手の日を望んだことはありません。わたしまで滅ぼそうとしないでください。わたしを迫害する者を辱め、かれらを打ち砕いてください。

 エレ17:19-27〈安息日の順守〉
 主がいった、━━
 エルサレムのすべての門を出入りする民にあなたは告げよ、主が定めた安息日を守れ、と。わたしはかつて、あなたたちの先祖に安息日を聖別して、この日には如何なる労働をしてもさせてもならない、と命じた。が、それは守られなかった。いまも同じだ。
 もしあなたたちが悔い改めて安息日を順守するなら、とこしえにこの地に住まう。もしあなたたちが悔い改めず安息日を順守しないなら、わたしはエルサレムの門という門に火を放つ。その火は都の城壁を焼き尽くして、なおとこしえに燃え続けるだろう。

 既に読んできたメッセージの数々がここで繰り返されます。逆にいえば、ここで語られるメッセージこそが真に心に留めておかねばならない箇所である。そう考えると、短い記事の集合でありながら容易に読み過ごすこと能わぬ章である、と申せましょうか。



 夏になる前に三上延『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』の感想を本ブログでお披露目しました(第0978日目)。殆ど途切れることなく今日までお読みいただけている数少ない記事で、ありがたい限りです。
 その『ビブリア古書堂の事件手帖』の第2作が同じメディアワークス文庫から今月の新刊として、書店の棚に並びました。さっそく一本を購って帰宅。終章だけ、さっ、と目を通しましたが、クオリティという面でいえばそう衰えてはないように思いました。安堵しました。キングと聖書の合間を縫って時間を作り、早いうちに読んでみたいものです。
 今日は、そんなご報告でした。◆

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