第1109日目 〈エレミヤ書第18章:〈陶工の手中にある粘土〉&〈エレミヤに対する計略〉with近々重大ニュースを発表予定&明け方まで、S.キング『IT』を読み耽りました。〉 [エレミヤ書]

 エレミヤ書第18章です。

 エレ18:1-17〈陶工の手中にある粘土〉
 主がわたしに、陶工の家に行き、そこでわたしの言葉を待て、と命じた。行ってみると、一人の陶工がろくろを回し、粘土で器を作っていた。が、出来が気に喰わぬと見えて、それを床に放って壊したところだった。そこへ、主の言葉が臨んだ。曰く、━━
 粘土が陶工の手中にあるように、イスラエルの家もわたしの手のなかにある。<その時>が来たら、わたしは一つの民族、一つの国を断罪してこれを滅ぼす。但し、民が悔い改めるならば、わたしはその計画を思い留まる。或いはわたしが一つの王国を建て、一つの民を育てようとしているのに、かれらがわたしの目に悪と映ることを行うようなら、わたしはかれらに幸いを与えようとしていたことを思い留まる。
 あなたはかれらにこういいなさい。主なる神はユダとエルサレムに災いを計画し、準備している。だからあなたたちは悪の道から離れて主の定める正しい道へ立ち帰りなさい、と。しかし、かれらはそれを拒む。かれらはあなたの言葉に「否(ノン)」を叩きつける。
 主がこういった、━━
 「東風のように、わたしは彼らを敵の前に散らす。/災いの日に/わたしは彼らに背を向け、顔を向けない。」(エレ18:17)

 エレ18:18-23〈エレミヤに対する計略〉
 主の道へ立ち帰るのを拒んだ人々が集まって、預言者エレミヤの言葉に耳を傾けるのをやめよう、と決めた。
 それを知ってエレミヤは主に訴えた、悪を以て善に報いてもよいのか。天道是か非か、と。かれは願った、これまでのわたしの善行を心に留めてわたしを助けてください、あなたに背いてわたしの言葉を聞こうとしない連衆を罰してください。
 「主よ、あなたはご存知です/わたしを殺そうとする彼らの策略を。/どうか彼らの悪を赦さず/罪を御前から消し去らないでください。/彼らが御前に倒されるよう/御怒りのときに彼らをあしらってください。」(エレ18:23)

 民のために尽力しながらも、それが受け入れらることはなく、却って怨まれ、ゆえに民を呪わずにいられないエレミヤの、板挟みになった苦悩に、まずは想像をめぐらせて身に添う理解をするのがよい章であります。エレミヤが担った宿命というのは、このあたりに凝縮されているような感があります。



 近日中にとっても大切なことをみな様へご報告いたします。もう、自分のなかでは決定事項なんだ……。
 それはさておき。
 昨夜は久しぶりに明け方まで読書しました。確かめたい一節があって、それを探しているうちに腰を据えての読書と相成った。S.キングの『IT』、単行本上下2巻をスズメが夜明けを告げる<その時>まで、ページを繰る手も止まることを知らず読み耽った……なんと幸福な時間であったろう! こんな小説を書ければいいのだけれどねぇ。
 関係ないことを申せば、「早く寝なよ」と色っぽい声が隣から聞こえてくればもっと、別の意味で幸福なのだろうけれど……。或る意味、降伏?◆

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