第1120日目 〈エレミヤ書第29章:〈エレミヤの手紙〉withあらかじめ想定された未来;休みの日はなにを読もうかな、……〉 [エレミヤ書]

 エレミヤ書第29章です。

 エレ29:1-23〈エレミヤの手紙〉
 バビロンにいるヨヤキン王以下、ユダの捕囚のすべてに宛ててエレミヤが書いた手紙。それはユダからの使節に託された。そのエレミヤの手紙に曰く、主はこういった、と。続けて、━━
 あなたたちは捕囚の地バビロンに家を建てて新たな生活を営み、そこで配偶者を得て子供をもうけ、家庭を築きなさい。その町の平安を求め、祈りなさい。町の平安は即ちあなたたちの平安である。
 あなたたちはバビロンにいてわたしの名を騙る預言者にだまされてはならない。わたしがバビロンの地にも預言者を立てた、とあなたたちはいうが、わたしはかれらを召して遣わしたことはない。偽りの預言者たちを、わたしはネブカドネツァルに渡す。かれらは王の剣によって、人々の前で撃たれる。かれらの名は以後、呪いの的となる。
 やがてバビロンの地に70年の歳月が流れる。そうしてわたしはあなたたちを顧みる。わたしはあなたたちに対して或る一つの計画━━災いの計画ではなく、恵みの計画を持っている。それは未来と希望を与える計画である。あなたたちがわたしを尋ねて求めるならば、わたしは聞く。あなたたちが心を尽くしてわたしを求めるならば、あなたたちはわたしに出会うだろう。
 「わたしは捕囚の民を帰らせる。わたしはあなたたちをあらゆる国々の間に、またあらゆる地域に追いやったが、そこから呼び集め、かつてそこから捕囚として追い出した元の場所へ連れ戻す」(エレ29:14)、と、主はいった。

 エレ29:24-32〈シェマヤに対する審判〉
 ネヘラミ人の預言者シェマヤ。かれは偽りの預言者であった。かれは、捕囚を是とする手紙をバビロンへ書き送ったエレミヤを取り締まるべし、という手紙をエルサレムに住むすべての民と時の祭司ツェフェンヤに送った。ツェフェンヤはエレミヤを呼び、シェマヤの手紙を見せた。
 そのとき、主の言葉がエレミヤに臨んだ。曰く、わたしの名を騙って偽りの預言をしたシェマヤとその子孫たちをわたしは罰する。かれの子孫は誰一人として、この民のなかに住むことも、主の恵みの業に与ることもない。シェマヤがわたしの名を騙って偽りの預言をし、わたしに逆らったからである。

 昨日のブログと構造の似た章と感じました。エレミヤを糾弾する偽りの預言者が登場し、エレミヤ或いは主によってかれに裁きが降される、という構造は、エレミヤの預言を正当化する一方で、主により選ばれた預言者のステータスが如何ばかりであったかを証明するものでもあるように思います。



 明日(今日ですか)行けば2連休。特にすることもないので(……)現在放送中の和久井映見さん主演(※)ドラマ『ビターシュガー』の原作(大島真寿美 小学館文庫)でも読もうかな、と考えている。
 が、けっきょくいつも通りキングの短編「十時の人々」を読んで過ごすんだろうな。これを読み終えるのは週末になるかも。読み甲斐のある短編なのだ。まあ、ふだんから読んでいるものを消化する、というのは、安全な策でもある。わかっているさ、そんなこと。あらかじめ想定された未来だ。
 あらかじめ想定された未来といえば、あのすばらくて誰よりも大切に想う女性(ひと)が、今月なかばにあるお食事会への参加が実現してくれますように。まずはそこから。そうして新たなステージへ━━そう希望する。◆

 ※「主演」というわけでもないのだが、さんさんか的には主演者はこの女性以外のどこにいるのか、とふしぎでならぬのだ。そういえば、正真正銘主演作であったドラマ『四十九日のレシピ』の原作も先日、文庫化されましたね。□

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