第1319日目 〈ヨエル書第1章:〈いなごによる荒廃〉withブログ更新時間について&ガンダム・フロント行き、決定。〉 [ヨエル書]

 ヨエル書第1章です。

 ヨエ1:1-20〈いなごによる荒廃〉
 いずれの御時にか。ペトエルの子、預言者ヨエルに主の言葉が臨む。

 長老たち、並びにこの共同体に属するユダの人々、わたくしヨエルの告げることを聞け。それを末の代まで伝えよ。
 脅威なるいなごの襲来によって、この大地は荒れ果てる。作物は喰い尽くされ、酒は絶たれる。
 主がいう、――獰悪な一つの民が来て、この大地を蹂躙する。かれらはわたしのぶどう園を踏みにじり、神殿にささげるべき献げ物を絶つ。祭司は嘆き、農夫は泣く。あなたたちの拠り所、神の宮に新しく献げ物がささげられることはもうなくなってしまった。
 「断食を布告し、聖会を召集し/長老を始めこの国の民をすべて/あなたたちの神、主の神殿に集め/主に向かって嘆きの叫びをあげよ。」(ヨエ1:14)
――と、主がいう。
 いまやわれらの前に食べ物、飲み物はなく、神の宮からは喜びも踊りもなくなってしまった。いなごの襲来によって穀物は枯れ、倉は荒らされるか壊されるかのどちらかで。
 新しく実りをつけるべき種は割れた大地の上で干からびた。牧草のなくなった地で、家畜は餌を求めて彷徨い、飢えて苦しみ、悲しげに鳴く。
 主よ、わたくしはあなたを呼びます。野の獣もあなたを呼ぶ。それというのも、業火によって大地が焼き尽くされてしまったからです。大地を焼き尽くした業火によって川も泉も涸れてしまったからです。

 「ああ、恐るべき日よ/主の日が近づく。/全能者による破滅の日が来る。」(ヨエ1:15)

 どうしても心のなかでわだかまりのように巣喰うことがあります。
 昨日は「特に時代を特定する気はない」と申し上げました。しかし、全章を複数回にわたって読み、2つの稿を叩き台にしたブログ原稿を仕上げた段階では、建前としては昨日の意見と変わらないが、個人的には或る程度まで時代を特定できるような気がするのです。
 ヨエルが活動したのはエルサレムが陥落して、捕囚がバビロンへ連行されたあとの時代、いうなれば<国土荒廃期>であるまいか。かれが主の言葉を伝える相手は、廃都の近くにあるあまり大きくない共同体の人々なのではないか。
 「ヨエル書」の預言に登場する固有名詞がエルサレムとその周辺にほぼ限定されている点、アッシリアやバビロンの陰は微塵も感じられず、むしろ将来パレスチナへ侵入してくる<敵>の脅威を底に置いている点などから、わたくしはそう推測いたします。
 いなごが<敵>のダブル・イメージであるのは、いうまでもありません。
 でも、もしかしたらまったく見当違いの意見かもしれませんので、キリスト者や聖書学者その他、自称<有識者>には目くじら立てぬようお願いする次第です。



 本ブログは午前2時更新が当たり前となる以前、1時間早い時間に更新していたのをご存知の方はどれぐらいだろう?
 この数日、「現在の原稿のクオリティ(といわせていただきます!)を維持したまま、以前通り午前1時に定期更新することは可能か?」という挑戦を自分に課していました――更新時間が不定期になったのはその影響です――。それでなんとかやっていたのですが、……結論を先に申せば、午前1時の定期更新は諦めました。
 馴れてしまっているせいもありますが、更新は午前2時がやはり理想です。なんというても、原稿を書いたあと、読み直して推敲できる余裕がありますからね。午前1時更新だと帰宅時間が遅かったりするせいもあって、煽られている感じを拭いきれず息苦しかったのですね。
 本日の原稿(聖書にまつわる部分です)はいつものスタバで宵刻に第一稿、第二稿をあげて零時近くに帰宅したあと、急いでノートPCに打ちこんで更新した。そうしたら、ちょうど午前2時00分。――こんな駈けこみ更新は以前にもあった。同じく零時頃に帰宅して取るものも取り敢えず入力して更新した。となると、やはり本ブログの更新は午前2時と定めるのが正解らしい。
 今後は能う限り午前2時更新を心掛けるので、読者諸兄には今後ともよろしくお願い申し上げる次第です。

 明日(今日ですか)はガンダム・フロントだってさ……。なにかがわたくしを躊躇わせる。sigh.◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。