第1342日目 〈1日2記事のブログ更新ができるかなぁ、と相談してきた社会人3年目の知己の女の子へ。〉 [日々の思い・独り言]

 1日に2回、乃至は1日2記事のペースでブログを更新することは可能か、とあなたは問う。結論をいえば、勿論、可能です。が、内容と質を維持しながらずっと続けてゆくとなると、いったいどうだろうか。
 文章を書くのが仕事になっている立場の人なら、1日2記事の更新もそれ程苦ではあるまい。また、芸能人のように改行改行、また改行で空白だらけな、実際は2、3行で済んでしまう<今日の出来事>めいたブログなら、指原莉乃がかつて挑戦した1日100回更新だって、半年に1度ぐらいならけっして無理な話ではあるまい。
 書き続けることで実力は伴ってゆく。書き続けることで話題も広がってゆく。特定の題材であれば、深まることもあり得よう。が、そのためにはまず、いま書いているブログ一本に全力を傾注してゆくことが肝要だ。ブログの質と内容、そうして更新頻度を維持することに力を注ぐのが、なによりも必要ではないでしょうか。
 構えることなく、肩の力を抜いてブログ原稿一本を仕上げられるようになり、それが3年ぐらい、冠婚葬祭や不測の事態を除いて中断することなく続けられるようになったら、1日2回更新を目指せる原稿を書き続ければいい。或いは、ではそろそろ新しいブログを別に始めて、これまでのブログと並行して書いていってみようか、と考えればいいのだ。子作り、子育てと変わるところはない。
 ――だが、果たして自分に1日2回更新を、毎日実行させるだけの衝動と欲求があるかどうか、その点については、よくよく考え抜かないとならない。
 体力も必要だ。文章を書かない人に文章を書くコツなど問われて、よく読みよく書くこと、そうして体力を付けること、と答えると、最後の答えに意外な顔をされるのですが、執筆に際してずっと机に向かっていたりすると、最後は体力勝負になるのが実感としてはっきりわかる。むろん、孤独な作業に耐えるだけの精神力と楽観する力も必要。これらを欠いて物書きなんて、冗談でも勤まらないですよ。
 2回更新を目指せるようなブロガーになりたいんです、という人に時々出会うけれど、「なぜ?」と訊きたい。アウトプットにインプットが追いつくのかな。毎日ですよ? どこかで破綻しないかな。特定のテーマを持たせたブログを書いた上で、他にエッセイめいたものを長短問わずにもう1本、というなら話はわかるのだけれど……。
 まぁ、実際これに挑んで成功している人も極々わずかなブロガーもいるし、知らない場所で知らない人が予想を上回るような質と量と頻度を維持させられているケースもあろう。実例がある以上、あなたには無理だからやめておきなさい、などというつもりはない。こんなことをいってしまうのは、或る意味で、親心かもしれない。
 ただ、わたくしがいえるのは、1日2記事の執筆と更新を最低6ヶ月はやってみて、その上で自分に出来るかどうか、いまは少し無理しているけれどこのまま続けて軌道に乗ったら難渋することなく書き続けることができると思う、となれば続ければよいし、<ブログで食べてゆく>ことも真剣に考えていいと思います。
 ここまで書いてオチのように気が付きましたが、わたくしも1日2記事書いているようなものですね。<聖書>+<エッセイ>。先日友どちに指摘されて気附きました。
 ……まぁ、がんばれ。◆

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