第1367日目 〈モレスキンで原稿を書こう!〉 [日々の思い・独り言]

 最近モレスキンで原稿を書くことが多くなった。これにはちょっとした事情がある。
 いまは夏。大嫌いな夏だ。肉体労働とスポーツの汗以外の汗をかくことに憤慨を抱く夏である。ちょっと大きな荷物を持っていると、薄気味悪くなるぐらい汗をかく季節。それゆえに荷物は(なるべく――可能な限り)少なくしたい。だから聖書もノートも持ち歩かず、i-Phoneとモレスキンでこの季節は原稿書きを基本的にしのごうというわけだ。ちょっとノマドワーカーっぽくて良いかも。そんな風に自画自賛しちゃってみたり。えへ。
 でもモレスキンへ原稿を認めるという、これまで体験したことのない執筆スタイル、馴れてくるとだいたいの分量がわかるのみならず気分的にもすこぶる調子が良いのである。楽ですな。ノートを広げて聖書を広げて、さて、というこれから如何にも原稿書きまっせ、という感覚が心理的負担を減らしてくれているのかも。分量の目安としては、見開き1ページがノート本文、1ページ半が感想、残りがエッセイ、という具合か。これで1日分、400字詰め原稿用紙4枚分と考えてよい。
 i-Phoneとモレスキンでカフェの、たとえばテラス席でこじんまりと執筆してみる、って、ちょっと想像しただけで胸がときめきません? 但し、これにスターバックスは似合わないね。個人的には職場のすぐ近くか、或いは前にも登場した○○道のタリーズコーヒーあたりが、いちばんしっくり来るような気がします。
 モレスキン――わたくしがいま原稿書きに使っているのは、以前から使用していたルールドノートブック。横罫・ハード・ポケットサイズですが、これをたとえば横罫・ハードは同じでラージ・サイズにして、i-Phoneではなくi-Padだったら別種の格好良さを生み出すのだろうし、またほんの少し執筆スタイルも変わるのだろうけれど、いずれにせよ肝心なのは2つのツールのサイズが合っていることなのでしょうね。
 あとはバッテリーさえあれば、必要最小限度の執筆活動はできる、という寸法だが、もし問題がそこにあるとすれば、本ブログの場合は電子書籍化されていない類の注釈書が要ることかな。もう少しいろいろ研究してみて、従来の<資料+ノート+聖書>の持ち歩きスタイルに変わる<モレスキン+i-Phone/i-Pad+バッテリー>携帯スタイルを確立してみたいものです。これは2013年下半期の課題の一つとして挙げ、上位
のプライオリティを付けよう。
 モレスキンで原稿を書くってことは荷物も最小限で済み、省スペースであるのは勿論、とことんまで雑念を削ぎ落とした地点で成立する作業であるように思う。世人はいろいろカスタマイズして楽しんでいるようだが、わたくしの場合、手帳のもっとも基本的な役割をこれに全うさせること以外にモレスキンの使い道に興味はない。最初のページから始めて最後のページに至るまでひたすらペンを走らせるのみだ。ごりごり、だらだら、ずいずい、と、ブルー・ブラックのペンで書いてゆく。
 そろそろ新しいモレスキンを買う必要が出て来たのだが、ちょっと迷っている。現在のポケット・サイズもよいのだが、ラージ・サイズにも心惹かれている。また、ページについても横罫のままか、それとも方眼にするか無地にするか、悩みどころは多い。
 夏の間はモレスキンで原稿書き! 重い荷物よ、いまだけさらば! 
 ノートPCを持ち歩いてカフェやファミレスで作業するのも良いけれど(バッテリー完備でね)、わたくしは斯様に汗かきだから、少しでも軽く、スペースを取らぬスタイルで執筆をしたい。それにはモレスキンとi-Phoneって最強のコンビではないでしょうか?◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。