第1392日目 〈マラキ書第2章2/2&第3章1/2:〈審判の日の到来〉&〈悔い改めの勧告〉withそのときに備えてなにかをすることはできないけれど、……〉 [マラキ書]

 マラキ書第2章2/2と第3章1/2です。

 マラ2:17-3:5〈審判の日の到来〉
 あなたたちは知るべきだ。自分の言葉が如何に空しく、如何に主を疲れさせているかを。
 あなたたちの口にする数々の虚言、妄言、戯れ言がどれだけ主を疲れさせているかを。

 わたしは契約の使者を送る。かれはわが前に道を備える。民のなかでどれだけの者が契約の使者の前で自分の身を支えられるだろうか。
 かれは人を精錬する者として座し、レビの子らを清めて汚れを取り除く。そうしてかれらが再び主の御前に正しく献げ物をささげられるようにする。「そのとき、ユダとエルサレムの献げ物は/遠い昔の日々に/過ぎ去った年月にそうであったように/主にとって好ましいものとなる。」(マラ3:4)
 わたしはあなたたちに近附く。近附いて、呪術を行う者、姦淫する者、偽って誓う者、雇い人の賃金を不正に奪う者、寡婦や孤児や寄留者を苦しめる者、主を畏れぬ者を、ただちに告発する――裁きのために。

 マラ3:6-12〈悔い改めの勧告〉
 「まことに、主であるわたしは変わることがない。/あなたたちヤコブの子らにも終わりはない。」(マラ3:6)
 あなたたちは父祖の時代からわたしに背き、離れてきた。いまこそわたしに立ち帰れ。そうすればわたしもあなたたちに立ち帰る。ではどうすれば主に立ち帰ることができるのか、とあなたたちは訊く。
 人は神を偽れるだろうか。あなたたちはわたしを偽っていながら、どのように偽っていますか、とシラを切る。答えよう、それは1/10の献げ物と献納物に於いてだ。あなたたちはそれを民全体で偽るがゆえにわたしから甚だしく呪われる。
 あなたたちは1/10の献げ物をすべて倉へ運んで満たし、いつでもわたしの家(神殿)に食物があるようにせよ。これによってわたしはあなたたちの上に祝福を降り注ぐ。大地に豊饒の実りを約束する。
 諸国民はあなたたちを羨望し、しあわせな者と呼ぶ。というのも、あなたたちはわたしによって喜びの国となるからだ。

 あたたかな言葉にわれらは安堵します。それは主の約束であった。そうして民へ向けられた、立ち帰るためにはどうすれば良いか、悔い改めの手段を具体的に教える(小見出しに従えば)勧告であった。
 1/10の献げ物を心的にも法的にも正しく捧げられてこそ民は本当に主の御前に立ち帰ることができるというメッセージの裏には、民が――就中祭司たちが――どれだけ献げ物に対して定められた義務を怠ってきたかという事実が仄見えます。
 或る意味でこれは最後の悔い改めの勧告でありました。
 ――明日は最後であるが最後でない夜。いよいよこの<時>を迎えました。



 睡魔には逆らわない。時と場合によりますが、睡魔に襲われたら反抗しないでさっさと寝てしまう。それがいちばんの策。
 が、たとえば夕食後、満腹の状態で睡魔が襲ってきてそれに従ってしまった場合には、あとでちょっと厄介なことになる。眠れなくなってしまうのだ。目が冴えて閉じられるはずの目蓋はいっこう塞がらず、眠気を遠くに感じながらそれが忍び寄って自分を支配してくれるその瞬間を待ち侘びる。
 幸いとちかごろは斯様な状態であってもなんとか眠ることができているので翌日の仕事に差し支えることはないのだが、そんな日はいつまた訪れるやもしれない。そのときに備えてなにかをすることはできないけれど、そんな夜と無縁で過ごせることがなによりも大事であり、また幸福(しあわせ)なのではあるまいか、と、真夜中になる前に寝て朝日のなかで目覚める生活を送れることに感謝しながら思うておるのであります。◆

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