第1408日目 〈創世記第7章:〈洪水〉2/3with法政二高吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。〉 [創世記]

 創世記第7章です。

 創7:1-24〈洪水〉2/3
 主がノアにいったこと――、
 これから地は水に満ち、すべての生き物を地の面から拭い去る。わたしはそう決めた。が、義の人ノアよ、あなたは別だ。いまの世代のなかであなただけがわたしに従う人だからだ。ノアよ、清い動物を7つがいと清くない動物を1つがい、空の鳥も7つがい、集めるようになさい。
 ノアは神に従ってその指示を実行した。
 7日後のことである。「この日、大いなる深淵の源がことごとく裂け、天の窓が開かれた。」(創7:11)雨が40日40夜降り続き、洪水が起こった。妻と息子夫婦、命の霊を持つ肉なるものと一緒にノアは方舟へ乗りこんだ。ノア600歳の年、第2の月17日のことである。
 全地を覆い、地上で動いていた肉なるもの皆を呑みこんで息絶えさせた洪水によって浮かんだ方舟は、それから150日の間漂い続けて第7の月17日にアララト山へ漂着した。

 ノアの方舟の物語でいちばんわれらがよく知る場面ですね。映画であるのか絵本であるのか、アニメであるのかコミックであるのか、そのあたりの別は取り敢えず脇に置くとして。
 恥ずかしいことを申すようですが、本章を読んでいて単純な読み解きが出来ず、しばし考えこむところがありました。一度方舟へ乗ったのにどうしてその直後、再た方舟へ乗りこんだ旨、描写されているのか、と。それは同時に、退勤後に眠気を半分飼っている状態で読んでいると、単純な読み解きもすぐには出来なくなるのか、と、われながら呆れた発見でもあったのですが……。
 とどのつまり、ノアとその一家は洪水に備えてあらかじめ方舟に居を移しておき、いよいよ本格的に洪水が起こったとき乗船したのです。「(ノア600歳のとき洪水が起こり)ノアは妻子や嫁たちと共に洪水を免れようと箱船に入った。(中略)(ノア600歳の年第2の月17日に)ノアも、息子のセム、ハム、ヤフェト、ノアの妻、この三人の嫁たちも、箱船に入った。(中略)(集めた動物も箱船に入った後)主は、ノアの後ろで戸を閉ざされた」(創7:7,13,16)とは即ちそうした意味です。
 本ブログではわたくしの読みの浅さまずさを露呈する文章が幾つもあります。本章へ寄せるこの文章も例外ではない。が、こんなことを恥を忍んで書くことで、自分がちゃんと聖書の一々の物語、一々の書物と向きあって読み進められている、という充足感を感じていることも事実なのであります。



 昨日ですか、川崎のミューザにて行われた法政二高吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。吹奏楽の腹に坐った響きと高校生の若き情熱を全身に浴びて、体のなかから震えが走って止みませんでしたよ。オーケストラもよいけれど、やっぱり吹奏楽もいいよね。修復なったミューザに響き渡った音楽のことは忘れない。◆

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