第1419日目 〈創世記第17章:〈契約と割礼〉with想いはいつでも何度も還ってくる。〉 [創世記]

 創世記第17章です。

 創17:1-27〈契約と割礼〉
 アブラム99歳のときである。主の言葉がかれに臨んだ。曰く、――「わたしは全能の神である。あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい。わたしは、あなたとの間にわたしの契約を立て、あなたをますます増やすだろう。」(創17:1-2)
 ひれ伏すアブラムに、神は続けた。これがあなたとの契約である、と。そうして、――
 アブラムはアブラハムである。諸国民の父となり、多くの王がそこから出る。サライはサラである。諸国民の母となり、多くの王が彼女から出る。また、サライは一人の男児を授かる。
 わたしはあなたの子孫との間に永遠の契約を立てる。あなたの子孫に永久の所有地としてこのカナンすべての土地を与える。為、わたしはあなたとあなたの子孫の神となる。
 子々孫々に至るまであなたたちが守らねばならぬ契約はこれである。即ち、あなたたちの間で暮らす男子は皆、割礼を受けなくてはならない。赤子は生まれて8日目に、既に在る者は身分にかかわらず。「それによって、わたしの契約はあなたの体に記されて永遠の契約となる。包皮の部分を切り取らない無割礼の男がいたなら、その人は民の間から断たれる。わたしの契約を破ったからである。」(創17:13-14)
 あなたアブラムとサラの間に一人の男児が生まれる。あなた方の血を継ぐ子だ。その子をイサクと名附けよ。わたしはかれと契約を立て、かれの子孫のために永遠の契約とする。
 アブラハムよ、あなたの願い通り(ex;創17:18)、わたしはイシュマエルをも祝福しよう。かれは12人の首長の父となる。わたしはかれを大いなる国民としよう。が、わたしの契約はイシュマエルとではなく、来年のいま頃に生まれるイサクとの間に立てる。
――以上、アブラム99歳のとき臨んだ主の言葉。主は語り終えると、アブラハムから離れて昇っていった。
 さて。アブラハムはさっそく民のなかから男たちを皆集め、主の言葉に従いかれらに割礼を施し、包皮を切り取った。アブラハムと息子イシュマエルはその日のうちに割礼を受けた。

 割礼を受ける対象をノートでは一切割愛しましたが、勿論聖書にはきちんと規定されております。即ち、「いつの時代でも、あなたたちの男子はすべて、直系の子孫はもちろんのこと、家で生まれた奴隷も、外国人から買い取った奴隷であなたの子孫でない者も皆、生まれてから八日目に割礼を受けなければならない。あなたの家で生まれた奴隷も、買い取った奴隷も、かならず割礼を受けなければならない。」(創17:12-13)
 そうして民の男子は皆、家で生まれたか外国人から買い取られたかの別なく、割礼を施されて包皮を切り取られたのであります。この時代の包茎手術が如何なるものであったか、ちょっぴりではありますが興味が生まれますね。
 イシュマエルに生まれる12人の首長は、創25:13-16に名前があります。そのときにまた触れることといたします。



 想いは何度も何度もぶり返す。「想いは重い」とはよくいうたものです。◆

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