第1634日目 〈伊勢佐木モールに、あのカフェが帰ってくる。〉

　2013年/平成25年12月25日、われらは一軒のカフェに別れを告げた。横浜の伊勢佐木モールにあったスターバックス伊勢佐木モール店である。
　あれから半年、わたくしはすっかりモールにご無沙汰の者となり、有隣堂に行くが精々でその奥には殆ど足を踏み入れることがなくなってしまった。そのお陰で散財も控えられているのだから結果オーライというところだが、わたくしは先日ゆくりなくも空き店舗のままテナント募集中だったスタバ跡地に入る店が決まったことを知った。
　なんとここに入るのはドトールコーヒーだという。ここも伊勢佐木モールを撤退して久しいカフェである。確か以前は南蛮屋カフェの2軒ばかり隣で営業していたのではなかったか。
　ここが本当にドトールコーヒーになるとしたら、横浜界隈で最大級の店舗面積を誇ることになるのではないか。従来通りの、テーブル間がそれほど空いていないドトールの座席配置になるのか、それともスタバ流の少々ゆったり目の配置になるのか、いまから楽しみ。サンルーフの下がテラス席=喫煙席になるのだとしたら、店内分煙のパーテーションはどんな風になるのだろう。禁煙8.5:喫煙1.5というところになるのか。
　どんなスタッフが集まるのだろう。本音を言えば、わたくしはドトールコーヒー系列で働く店員の接客態度があまり好きではない。気分がそのまま顔と態度と言葉に出る、どう考えてもサービス業に適さない人が、なぜかどこの店舗に行っても複数名いる。スキルに欠けた人が非常に多く目について仕方ない。それゆえ、至極当たり前なサービスが提供できる店員に対応されると、その店舗に通い詰めることになるわけですよ。
　伊勢佐木モールに開くドトールコーヒーに、そんな極々当たり前の接客が当たり前にできる店員がいることを、切に祈る。そうしたら、仕事帰りにするブログ原稿を執筆するカフェの選択肢が増える。とはいえ、選択肢が増えたことと足繁く通うことが等価でないのは勿論であろう。
　なお、会社の近くに間もなく新たなスターバックスが誕生する。またまた選択肢が増えてしまったが、これが嬉しい悲鳴であることは、読者諸兄であれば先刻ご承知かもしれない。みくらさんさんか、ニヤケ顔が止まりません。えへ。◆