第1635日目 〈大矢真那応援エッセイ<行け行け、教祖さま>;総選挙参加の弁〉 [日々の思い・独り言]

 向田茉夏の卒業を以て足を洗ったはずなのに、おかしいな、どうしてわたくしは今年もAKB48Gの総選挙に参加しようとしているのだろう。──本当に疑問である。あの日、泡を吹いて倒れて以来、冷めた目で成り行きを見届けることができると喜んでいたのに……?
 きっとその安心が悪魔の訪れを招いてしまったんだね。悪魔が来たりて耳許で<悪いこと>を囁き、わたくしの弱い心は甘言に屈して、今年も──ほんのわずかな数の票でしかないが──総選挙へ参加することとになったのでありました。
 この、わずかな数の票を誰にぶち込むか、既に決まっている。今年の総選挙に参加すると決めた時点で、投票すべきは昨年同様、この人しかいようはずがないのだ。
 ──大矢真那;大食漢でKDで、クリスチャンで下戸で、ぐちゃぐちゃな料理を作る、浮き世離れしたメルヘン詩人、色白肌で超絶スリムな和風美人が、その人の名である。ついでにいえば、総選挙で抜群の結束を見せるSKE48支持団体のなかで、一際突出した統率力と団結力を誇る<真那コミュニティ>の統領であり、<みんなみんな教>の教祖である。
 いまは違うと思うが、かつてはGoogleで「大矢真那」と入力すると、「もしかして神様?」或いは「宇宙の答え」など『銀河ヒッチハイク・ガイド』級の検索キーワードが羅列されたものだから、信者には畏怖の念を抱かせ、そうでない者には格好のネタを提供したものだった。が、この壮大なエピソードさえ、大矢真那伝説のほんの一端に過ぎぬ。知りたくば、ネットで検索。カチッ。
 年に一度の、或る意味はた迷惑なこのお祭りを楽しもう。昨年のように会場で結果を見届けることはないが(多摩川を渡るのが嫌なので)、わたくしとて真那コミュニティの一員である。今年も会場で教祖さまが、マイクを通さぬ生の声で感謝の御言葉を叫ぶことができるよう、非力ながらも信者としての務めを果たすとしよう。
 諸君、いざ行かん、合戦の場へ。前年の29位より上の順位を進呈し、今年も<選挙の人>大矢真那の強さを見せ付けよう。正直、26位でなければアンダーガールズでも選抜でも構わぬ。
 今週土曜日、われらはその瞬間を目撃する。◆

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