第1969日目 〈すっかりMBAありきの生活になっていたのだなぁ……。〉 [日々の思い・独り言]

 題材はあるが書けないものはあります。怠惰ゆえに非ず。あまり重い荷物を持ち歩きたくないから、という気持ちが基にあるせいです。右肩を通勤途中で痛めた、というお話は以前にしました。それ以来重量7キロ強のリュックを背負うのが怖い。
 趣味・妄想はこういうときに、いけない。このままふだん通りにそのリュックを担いでいたら、この肩は一生治らず、やがて肉が悲鳴をあげて骨は砕けて、いつの日か腕が根元からもげてしまうのではないか、という風に……思考はどんどんマイナス方向へ突っ走るのです。
 ならば肩が治るまでの間、MacBookAir(とアダプター)は自宅に置き、鞄にはモレスキンと筆箱だけ入れて、通勤或いはお出掛けするしかないのかな。これ即ちMBA購入以前の状態に戻るということ。日々の荷物の重量からは解放されたけれど、帰宅後の時間は気付かなかった重圧となってのし掛かってきます。すっかりMBAありきの生活になっていたのだなぁ、と、しみじみすることであります。
 題材があっても書けない、というのは、考えをまとめる時間と余裕がないことを告白するに等しい。相当に恥ずかしいことだけれど、でも、そうなんだ。過日の奈良旅行を振り返った総括的な、それ程分量の多くないものも書きたいし、長野県小諸市にちなむ文章も書きたい。椎名へきるのレヴューの続きもある。と或る芸人に対抗してわたくし流新潮文庫の<愛してやまぬ20冊>を選出してみたりね。
 本当にいま、時間の使い方が上手くできていないんだ。もしかしたらわたくしから<書く>という能力は失われつつあるのかな。
 それはともかく。
 これらを書くために、明日からはやはりMacBookAirを持ち歩こうと思う。荷物をリュックへ集中させる必要はない。分散させればいいのだ。むろん、会社のロッカーに収まらねば、元も子もないけれど。◆

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