第2957日目 〈みくら国、経済再生宣言;厳しい時代の終わり。〉 [日々の思い・独り言]

 先程、iCloudストレージの容量をアップグレードした。従来の5GBから200GBへ。これでしばらくは容量不足に悩まされる必要もなさそうだ。アップグレードの直前も、本稿のタイトルを付けただけで「iCloudの容量が足りません」てふメッセージが出た。
 過日、この件でAppleサポートに電話して申し訳程度の不足解消を果たしたばかりなのに、その記憶癒えぬうちにまたこんな、神経を逆撫でするようなメッセージ。
 まぁ、冷徹な眼差しでそのメッセージを見つめましたよ。次の瞬間にはシステム環境設定を開いて、iCloudの購入手続きをしていましたけれどね。2TBにするかで悩んだけれど、取り敢えずは200GBあれば当面はなんとかなるか、容量不足のメッセージが出るようになったらそのときに改めて考えよう、と云う次第で200GBを購入したのだ。
 増えたストレージ容量のなかで、以前逼迫していた「書類」が占めるものは小指の爪の縦半分ぐらいでしかない。気分が良い。思わずスクリーンショットを撮ってしまったよ。容量が増えたことが関係しているのかわからないけれど、アプリケーションの立ちあがりや保存がサクサクできること、できること……精神衛生的にも極めて快適である。ああ、至福。
 ──
 さて、それでは本題。
 本日;2021/令和3年03月01日を<経済再生宣言>が発令された歴史的な日として、わが個人史に記録しよう。
 またいつもの大袈裟な表現……と呆れるなかれ。今度ばかしは結構本気だ。逆にいえばわりと、これまで以上に危険な状況にわたくしはあった。先日の「よくない遊び」のエッセイで文面に滲ませたことだけれど、再生計画を具体的にスケジューリングして(リスケ厳禁、如何なる理由であろうとも)実行してゆかないと、負債が生活を逼迫するどころか下手人の手に掛かっても可笑しくないレヴェルにまで達していたのである。
 国を滅ぼすにいちばん効率的な方法は戦争でもテロでもなく、ハイパー・インフレーションを起こすことだというのは経済学の原則かつ真実である。これは実は個人にも当て嵌まるということが、この度よくわかったわけですよ。身を以て経験したねぇ……しみじみ言ってるけれど、この心境に達するまでどれだけの不安と恐怖に苛まれたことか!?
 まぁいずれにせよ、今月、というか今週中に負債は完済されてわたくしの抱えていた負債額はめでたく<0>になる。数年振りに好転するわが経済。ゼロだよ、ゼロ! どれだけ希求しても望み得なかった数字である。いやぁ、安堵したとか肩の荷が降りたとかいうよりも、負債完済の事実に脳ミソが追いついていない、というのが正直なところ。
 完済以後は、まだまだ続く人生だもの、一時的な苦境に立たされるかもしれないが、もう大丈夫、わたくしは立ちあがれる。Come on up for the rising.
 これでわたくしは再び前を見て、未来を夢見て歩けるようになった。わたくしの歩く道に行く手には、おだやかであたたかな光だけが射している。その光のなかを、道から外れることなく正しく歩いてゆくことができる。
 Things I found out through hard times and good
 I wrote 'em all out in ink and blood
 Dug deep in my soul and signed my name true
 And sent it in my letter to you
 (厳しい時代と良い時代を経験して知ったこと/それらすべてをインクと血で手紙にしたためた/自分の魂を深く掘り下げ、名前を正しく署名した/俺の手紙にそれを入れて君に送ろう)
 ブルース・スプリングスティーン「Letter To You」(『Letter To You』所収)の一節だ。
 わたくしは今月を経済再生の月と定める。負債の完済がすべてを良き方向へ誘う分岐点となる。
 再び、ブルース・スプリングスティーンの歌から、本ブログのタイトルにもなった「Let’s Be Friends(Skin to Skin)」から、──
 I know we’re different you and me
 Got a different way of walkin’
 The time has come to let the past be history
 Yeah,if we could just start talkin’
 (君と僕が違うことはわかっている/歩き方が違うこともわかっている/“過去”を“歴史”にするときがきたんだ/そうさ、僕らが言葉を交わすことができたなら)
 〈フォーラムの可憐な花〉よ、これからのわれらの前には希望に満ちた明るい前途だけがある、と信じよう。◆


The Rising

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  • アーティスト: ブルース・スプリングスティーン
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