第2982日目 〈健やかな肉体に健やかな精神は宿る、とは誰の戯言だ。〉 [日々の思い・独り言]

 毎週1回はパーソナルトレーニングのため、もう1日休みの午前中にフリーでジム通いが続いている。体は頗る健常で、順調に体重も体脂肪も落ち、昨年までのような怠惰な生活サイクルからも抜け出せてきた。
 もっとも、毎晩の晩酌だけは欠かすことができずにいるけれど、仕事を終えてスタバで原稿を書いたあと、もうなにも書くものはないという状況を作り出しての晩酌だから、知的生産が下降線を辿ることはない。心おきなく日本酒を独りし愉しむことができるわけだ。
 然り、たしかに体は健康を維持できている。が、心は病んできた。昨晩03月24日宵刻の自分の行動を省みれば、それは明らかだ。もうすべては終わったのである。
 体はすこやか、されど心は病んでいる。「健やかな肉体に健やかな精神は宿る」とほざいた歴史上の阿呆はいったい誰だ。わたくしはそいつに公開尋問したい気分だ。如何にしてその論を展開し、発言するに至ったのか、と。そうして「健やかな肉体に健やかな精神は宿る」の実例を提示して見せ給へ、と。ハハハ。
 さて、わたくしは本ブログへ極めて個人的な1編を、後日投稿して江湖にお披露目するつもりだ。それはガイドラインである。不可侵条約の書面と言い換えてもよい。婚約とは流石に不意打ちであったが、その証言に基づいて起草される本ガイドラインは、相手を守るためにのみ書かれるものであり、わたくしを擁護する要素はなに一つ含まない。これ程先方にとって好都合なものはあるまい。渡した手紙が未だ手許に残っているならば、それと併せて身を守る武器とせよ。ボヘミア王の手紙と写真のように。
 ジムのラウンジから某文具メーカー生産工場の隅っこで花咲かせる桜の樹が見える。あの下に死体が埋まっているのかは知らない。人の養分を吸い取って咲いたにしては、花の色が薄くみえる。でも、あの花の下で命終わることを夢見て詠った西行法師の気持ちは、年齢を重ねるごとによくわかるようになってきた。わたくしもねがはくば、あの下で死体となって朽ちんことを……。
 ガイドラインはこれから作成する。今月中にお届けできるようにしなくては。急げ、時間はない。◆

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