第3012日目 〈夢うつつのなかで昭和史を企てる。〉-23/59 [日々の思い・独り言]

 数多喧しい狂言卑語に抗うこと限界と感じて幾つかの事業を放棄して、さてこれからどうしようか、と考えている。
 どちらを向いても闇ばかりで、どちらを見ても仄めく僥倖さえ見えない。今日は安息日にさせていただきます、というご挨拶で済ませるつもりが想定外な方向へ走り出そうとしている。是正を兼ねてここで問う、曰く、──
 自身や親が生きた昭和和という時代を、貴方は第三者に語ることができるか? 語り得る者はすべからく教場へ出席し、各々規定の場所に坐して正座、沈思黙考せよ。
 貴方が日本史を紐解き研究するにあたり、生涯に執ねく絡みついて自身の身分と命を賭けて略奪愛に踏み切る男の行為を、法令の観点から論述せよ。
──以上。
 嗚呼、それにしても病院での独り寝は辛いものがありますよ。持参した本は殆ど紐解くことないまま就寝時間前に熟睡して夢の世界に遊び、翻弄され、裁かれ哀しみを経験して、間もなくわれらは第一線から身を引くべき時が来ているのだ……いま一度、昭和史の総括と平成史の再点検、令和の時代の理想を語るべき時なのであろう。◆

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