第3656日目 〈抛り投げた物語のこと。〉 [日々の思い・独り言]

 なにを書くか定まらぬままなんのこともなしに擬古文の掌編を綴っていた。掌編というよりはプロット、アウトラインというほうが近い。あまり長いものはもとより書く気もなかったから、そんな風になるのは必然か。
 内容? どうということもないボーイ・ミーツ・ガール。まァなんというかね、田舎から出て来た女の子に懸想した都会の男子が告白して断られる話、です。
 拒む意味の古歌を男子が受け取ったところで筆を擱いた(抛り出した)が、続きの構想は勿論あった。どんな続きを考えていたか、それは語るに及ばぬ。自制じゃ、自制じゃ。
 ただこの一篇を完成させたい希望はある。望みとしては、中途半端に抛ったこれに加えて、学生時代に書いてルーズリーフに眠ったままな(やはり擬古文の)祝言談と、爵位ある地方領主を主人公にしたファンタジー、他数篇を集めた物語集を編んでおきたいな。とはいえ、さて、この企み、果たしてどうなりますことか。
 ちなみにこれらの作品、本ブログでお披露目されることはありませんから、あしからず。◆

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。