第3742日目 〈「エステル記」〈前夜〉、ようやく書き了んぬ。〉 [日々の思い・独り言]

 二年程前から手を着けて、昨年の11月に一旦書きあげていた「エステル記」〈前夜〉。昨日久しぶりに読み直しました。聖書や参考文献を引っ張り出して机の上に山を築いて一部を直し、「これで良し」としました。つまり、書き終わった、のです。
 こんな長期にわたって手が掛かろうとは……書き始めた当初は、たぶん想像していなかった。次の「ヨブ記」が思いやられます。これと「詩篇」、「コヘレトの言葉(伝道者の書)」が終われば、〈前夜〉の新稿は概ね書き終わったも同然ですから楽になるのですが。
 「ヨブ記」については聖書の本文を、ここ一日、二日は体調も良いので合間合間に読んでいますが、中盤は流石にすらすら読めるには至らぬ。ヨブと三人の友人(後半で一人増える)の間で応酬される信仰の問題は、非キリスト者にはハードルが高い。並行して註解書を繙いていますが、これもなんだか雲を摑むようなところが多くて、小首を傾げることもしばしばです。
 今年中は幾らなんでも難しいけれど、今年度中には第一稿を書きあげていたい。たとえそれが不満だらけの代物でも、叩き台になる原稿があるとないとでは大違い。どれだけ瑕疵が目立とうと、未完成品よりは完成品の方がずっと価値がある。◆

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