第3587日目 〈元日から気を取り直して本稿を書くこと。〉 [日々の思い・独り言]

  大過なく令和4年を迎えられました。去年に感謝、今年に幸を。

 正直に申せば、今日の日のための原稿をまったく準備していなかった。うっかりさんもここまで来たら、呆れると云うより讃仰の域に近附いた、と申すべきか。
 気を取り直そう。書こう。然れど、極めて短く……。

 蘇峰「赤穂義士篇」のメモを取りながら、必要あったり無かったりの用にかこつけて、他の史書やら小説に目を通していた。すると、ふと思うたのです。
 単に「そう思うた」だけで逐一検証等はしていないけれど、ふと思うてしまうたのです──三島由紀夫の「憂国」って、構造は紛うことなき『忠臣蔵』だよな、と。
 この前「憂国」を読み返したとき、ちらちら脳裏を過ぎっては霧消したデジャ・ヴに似た感覚は、たぶんこのことに起因するのではないか。
 でも確か、三島は『忠臣蔵』を批判した文章を書いていたような覚えがあるけれど……これも検証と同じく後日へ向けた宿題と致しましょう。

 今年もどうぞ宜しくお願い致します。◆

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